上田晋也『24時間テレビ』司会続投も…“失礼すぎ”と一部で波紋呼んだ「昨年のバラエティすぎるノリ」

《僕は去年と一緒でアイドル枠なんで！歌って踊って、僕ができる最大限で少しでも番組のお手伝いができればと思っています》こう前向きなコメントを寄せたのは、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也（54）。日本テレビは4月25日、8月30日から31日にかけて『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』を放送すると発表。上田は昨年に引き続き、同局の水卜麻美アナウンサー（38）、フリーアナウンサーの羽鳥慎一（54）と総合司会を務めることになったのだ。上田が司会に初めて就任した昨年は、逆風が吹き荒れるなかでの幕開けだった。「前年の’23年11月に、日本テレビの系列局である日本海テレビ幹部社員による寄付金着服問題が発覚。チャリティーの根幹を揺るがす不祥事とあって、放送前から打ち切りを求める声が相次いだのです。また、ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏の性加害問題が大きく報道されたことを受けて、長年にわたって同事務所のタレントが務めてきたメインパーソナリティーを置かないスタイルに変更。司会者のキャスティングが難航するなか、上田さんに白羽の矢が立ったのです」（テレビ局関係者）“メディア王”の異名を持つ上田は、日本テレビから寄せられる信頼も厚いという。「上田さんはバラエティの枠にとどまらず、スポーツや報道など多岐にわたる番組でMCの手腕を発揮してきました。また生放送だけでなく、土・日に出演可能なことも強みでしょう。日本テレビでは土・日の深夜に生放送される『Going!Sports＆News』に出演中です。特番時代の’17年から『上田と女が吠える夜』の司会を務めている他、昨年7月に開幕したパリ五輪でもスペシャルサポーターに抜擢されるなど、同局とは良好な関係性を築いてきました」（前出・テレビ局関係者）『24時間テレビ』で上田が2年連続司会を務めることに、Xでは《今年の24時間テレビも くりいむ上田さん参戦！》《みんな、24は今年も上田さんだぞ さすがテレビ王》と期待を寄せる声が。だがそのいっぽうで、《人を馬鹿にした笑いしか取れない上田がMC?》《上田晋也じゃない方が良いと思う》と否定的な声も……。そんな上田本人も冒頭のコメントにつづき、こんな胸中を冗談交じりに明かしている。《本当を言うと、この3人でというか、僕は水卜ちゃんと二人でやりたいんですよ。というのは、去年の24時間テレビが終わった次の日に3人でやりとりをしていたら、羽鳥さんが「僕は上田さんと一緒ですごく楽しかったです」と。そこまではわかるけど「上田さんの司会ぶり、よかったと思うんですけど、上田さんネットですごくたたかれてます」とわざわざ伝えてきたんです。そんな人と一緒にやりたいと思います？報告しなくていいじゃないですか！》羽鳥アナから指摘されたように、昨年は上田の司会ぶりに一部視聴者から厳しい声が上がっていたのも事実。あるテレビ誌ライターは言う。「MCの腕前に定評のある上田さんは、レギュラーのバラエティ番組では鋭いツッコミやリアクションで場を盛り上げています。昨年の『24時間テレビ』でも同じように出演者たちに鋭いツッコミを入れていたのですが、それがやや裏目に出てしまったのです。Xでも《ノリがキツい》《一言一言が失礼すぎ》と、批判の声が散見されていました。真面目な姿勢を求める視聴者が多いチャリティー番組にもかかわらず、“バラエティすぎるノリ”で空回りしてしまったようです。ですが、視聴者の反応は上田さんも認識しているようなので、今年は昨年の反省を踏まえてチャリティー番組に相応しい振舞いを心がけるはず。頭の回転が速く“いじられ役”にも回ることができる上田さんなら、バランスの取れた司会ぶりが期待できるでしょう」今年で芸歴34年目を迎える上田。昨年の“失敗”をリベンジできるか、その手腕に注目が集まりそうだ。