最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を引っ提げて、3年ぶりに来日するトム・クルーズ(62)。同作のワールドツアーでは最初のPR地が日本になるとのことで、5月6日のジャパンプレミアにはクリストファー・マッカリー監督をはじめ、豪華俳優陣も登壇する予定だ。

じつはトムの来日はこれで通算25回目になる。親日家として知られるトムは日本の映画ファンからの支持も厚い。そこで、本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に、「好きなトム・クルーズの映画」についてアンケート調査を実施した。

第3位にランクインしたのは、『ラスト サムライ』。

2003年に公開された同作は、タイトルの通り日本を舞台にした作品だ。この時点ですでにハリウッドのトップスターだったトムと、日本人俳優たちとの共演に歓喜した映画ファンも多いはず。

トムが演じたのは、アメリカの南北戦争で活躍した英雄「ネイサン・オールグレン大尉」。ネイサンは明治維新後の日本政府に雇われて来日することになる。そして、彼と心を通わせる“サムライ一族の長”を演じたのが渡辺謙(65)だ。渡辺は同作でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。これがハリウッド進出の足がかりになったことでも知られている。

《日本がテーマという点がまず嬉しいし、侍文化を世界に広めた作品の一つなのですごく価値があると思います》
《他にも好きな俳優が出演しているから》
《トムが日本映画に出演して感動的だった》
《出演者の豪華さ》

第2位に輝いたのは、言わずと知れたトムの代表作『ミッション:インポッシブル』。

今回8作目が公開される予定の超人気シリーズだが、その始まりとなったのが1996年公開の同作だ。実は、同作の元ネタは『スパイ大作戦』というテレビドラマ。じつは映画版の主人公であるイーサン・ハントは、テレビシリーズでは第2シーズン以降の主人公の“部下”だった。

同作の最大の魅力は、トム演じるイーサンのアクションシーンだろう。『ミッション:インポッシブル』といえば真っ先に思いつく、“床のセンサーを避けるために、天井からワイヤーで宙づりになる”シーンはあまりにも有名だ。アンケートでもトムのアクションを評価する声が多かった。

《アクションだけでなくストーリーも最後まで見ごたえがあった》
《多彩なアクションが見れる》
《TV版が好きで観たが、面白かったから》
《全編にアクションがちりばめられた作品として新境地を感じた。緊張感を伴う芝居も違和感なく見られた》

そして、栄えある第1位に輝いたのは『トップガン』だ。

『ミッション:インポッシブル』シリーズと並んで、トムの代表作として愛され続ける名作。2022年には待望の続編である『トップガン マーヴェリック』が公開され、全世界で大ヒットを記録した。ちなみに『トップガン マーヴェリック』は、本ランキングで4位にランクインしている。

1986年に公開された『トップガン』でトムが演じたのは、天才的な戦闘機パイロットであるピート・ミッチェル。

戦闘機を操る空中でのアクションシーンはもちろん高評価だが、若かりし頃のトムが演じたピートの生意気っぷりも“はまり役”と絶賛されている。同作は1986年の全米興行収入1位に輝き、トムは一躍ハリウッドのトップスターへとのぼり詰めた。

《当時の最新鋭の戦闘機を使用して撮影した迫力に圧倒されたから》
《戦闘機を乗っての活躍がかっこいい、オートバイでの走行が素晴らしい》
《腕はあるが野心的で協調性のない航空隊員の役がハマっていた》
《映画の内容も良いがトム・クルーズ自体が一番オーラを出していた時代の作品だから》

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