「かつては毎日のように深夜まで飲み歩いていましたが、不倫報道以降は劇場と自宅マンションを往復する日々だと聞いています。妻で元女優のさくらさん(41)は夫のお酒の場での失態をこれまで黙認してきましたが、今回のスキャンダルには堪忍袋の緒が切れたそうです」(舞台関係者)

「週刊文春」で2度にわたり、永野芽郁(25)との不倫疑惑が報じられた田中圭(40)。

深夜に永野の自宅マンションを訪れる様子が伝えられ、手つなぎショットも掲載されたが、双方の所属事務所は一貫して不倫関係を否定してきた。

また文春第2弾では“親密LINE”の存在も報じられたが、こちらも双方の所属事務所がやりとりの事実を否定。とはいえスキャンダルの影響によって、田中は広告起用されていた「キッコーマン」、山形県のブランド米「雪若丸」、花王「ビオレu ザ ボディ」の公式サイトからコンテンツが削除されることに。

しかし、5月3日から上演スタートした主演舞台『陽気な幽霊』に連日出演しており、チケットは千秋楽まで完売。また、21日放送の『千鳥かまいたちゴールデンアワー』(日本テレビ系)でも、久しぶりの地上波出演が話題になったばかり。6月からは大阪・福岡でも舞台の上演、同月29日には主演ドラマ『おい、太宰』(WOWOW)の放送・配信が予定されている。

俳優業に関しては“ノーダメージ”の田中だが、いっぽうの永野は表舞台から姿を消しつつある。

「不倫報道によって広告に起用していた9社のクライアント企業が、相次いでコンテンツを削除。なかには“ブランド本来の価値を伝えることが難しい”と厳しい見解を示した企業もあり、もし全ての広告を降板すれば違約金は10億円超とも言われています。

さらに出演予定だった’26年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)と、3月末に始まったばかりのレギュラー番組『永野芽郁のオールナイトニッポン X』(ニッポン放送)を出演辞退したことが明らかに。

現在公開中の主演映画『かくかくしかじか』は公開2週目で興行収入4億円超、観客動員数も30万人を突破するヒットぶりを見せており、日曜劇場『キャスター』(TBS系)にも出演中です。しかしどちらも終了すれば、永野さんの露出は“ほぼゼロ”になるものと思われます」(週刊誌記者)

16日に行われた『かくかくしかじか』の初日舞台挨拶では、1ステージ目に壇上で涙を流しながら報道について謝罪したという永野。

このことはメディアでも大々的に取り上げられ、SNSやネットでは“批判の矢面に立つのは永野ばかり”といった意見も散見されていた。

「永野さんも田中さんも不倫疑惑の初報が出た後に各々で謝罪し、不倫は“誤解”だと釈明していました。ただ、謝罪の方法は対照的でしたね。永野さんは『オールナイトニッポンX』で自らの言葉を公に向けて伝えていましたが、田中さんは有料ファンサイトのブログという閉鎖的なもの。舞台初日も報道陣の前には姿を現しておらず、公に対しては“ダンマリ”を貫いているかたちです」(前出・週刊誌記者)

一見すると永野ばかりがダメージを受け、田中はさほど影響を受けていないようにも映るが……。ある芸能関係者は「田中さんの方が厳しいかもしれない」と、置かれている状況についてこう明かす。

「もちろん、既婚者を自宅マンションに招いた永野さんも脇が甘いと言えますが、永野さんは独身ですし、妻子ある身でありながら自宅に行くという決断をしたのは田中さんです。永野さんから仮に好意を寄せられていたとしても、田中さんが断っていれば誤解を招くような行動もそもそも起きなかったでしょう。

結果として、永野さんはほぼ全ての仕事を失うことになってしまい、永野さんの所属事務所であるスターダストプロモーションは田中さんに激怒していると聞いています。

スターダストは松雪泰子さん(52)や北川景子さん(38)など錚々たる人気俳優を多数抱えていますが、今後は所属タレントと田中さんの共演がNGになる可能性もありえます。キャスティングなどに制約が生じてしまえば、業界内で俳優として活躍していくのはかなり難しくなるでしょう」

“自覚なき行動”が招く本当の“地獄”はこれからか――。

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