《難病乗り越え復帰》坂口憲二　11年ぶり連ドラレギュラー撮了後に見せた「万感の家族団らん」
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6月9日、小泉今日子（59）と中井貴一（63）がダブル主演を務める月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』（フジテレビ系）の第9話が放送された。平均視聴率（ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同）は世帯7.0％、個人4.1％と、堅調な数字を記録した。

‘12年1月に第一期が放送され、ヒットした『最後から二番目の恋』。同年11月にスペシャル版が制作され、‘14年には第2期『続・最後から二番目の恋』が放送された。

そして11年ぶりの続編となる今作は、民放公式テレビ配信サービス・Tverでのお気に入り登録数が120万人を越え、春ドラマで一位に輝いている。

主演の小泉、中井に加え、坂口憲二（49）、飯島直子（57）、内田有紀（49）など、11年前と同じキャストが勢ぞろいしているが、これが続編の条件だったようだ。

6月2日に配信された『FRaU』のインタビューで、同作の脚本家である岡田惠和氏は、企画はいつ立ち上がったのかと聞かれて、《2年くらい前です。出演者が全員揃うならやりたいですとお返事して。それからみなさんのスケジュールを合わせた結果、2025年4月期放送になったということだと思います》と、告白。

メインキャストの坂口が、厚生労働省指定の特定疾患・特発性大腿骨頭壊死症の治療のため、一時的に芸能活動を休止していたことについては、《和平の弟・真平役の坂口憲二さんが体調を悪くされてしばらく俳優業を休業されていましたが、最近になって俳優に復帰されたことが続編ができる一番の要因でした。嬉しかったですね》と話していた。

坂口には思いつめた時期もあったようだ。6月4日に『続・続・最後から二番目の恋』の公式Instagramに公開された動画で、“昔の自分に一言”と尋ねられ、「10年前にちょっと体調を崩して、このドラマを最後に現場を離れちゃったんで、あの時ちょっと落ち込んだ自分に一言。“みんな、待っててくれてたよ”って。

“安心してね”って」と語っていた。

「坂口さんは`23年にドラマ『風間公親―教場0―』で俳優復帰を果たしましたが、この時、出演シーンは多くありませんでした。

先日、『続・続・最後から二番目の恋』がクランクアップしましたが、11年ぶりにレギュラー出演した連続ドラマの撮影を完走できたことは、坂口さんにとって、感慨深かったのではないでしょうか」（スポーツ紙記者）

本誌は6月上旬の夕方、家族と共に外出する坂口を目撃している。11年ぶりの連ドラレギュラー出演を無事やり遂げた安堵からか、家族と過ごす坂口は柔らかな表情を見せていた。

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