6月11日、フジテレビは、同社の山本賢太アナウンサー(27)が、オンラインカジノを利用していたことが判明したと発表した。
入社5年目の山本アナをめぐっては、水曜レギュラーを務める昼番組『ぽかぽか』を5月28日から3週連続で欠席したが、番組内では欠席理由に触れていなかった。
さらに、8日放送の『オールスター合唱バトル2025』にも「歌ウマアナウンサー合唱団」の一人として出演予定だったが、番組HPから山本アナの名前が消され、実際の放送でも不自然なまでに姿が映らなかったことから、ネット上で“なにかやらかしたのでは?”と波紋を呼んでいた。
そんななか、フジテレビは11日に公式サイトで、「当社社員に関するご報告」と題した文書を公開。《当社社員の山本賢太が、過去にオンラインカジノを利用していたことが判明しました》と発表した上で、《疑義が生じた段階で社の判断として出演を見合わせてきましたが、今後も関係機関に相談しながら当社としても事実関係を確認し、社員就業規則に則り厳正に対処してまいります》と、山本アナが不自然に“消えていた”理由を説明した。
続けて《視聴者や関係者の皆様には、ご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。再発防止に向け、改めてオンラインカジノは違法であることを周知徹底してまいります》と謝罪。山本アナの今後については触れなかった。
発表の文書には山本アナもコメントを寄せていて、《様々な情報をお伝えする立場にある者として極めて不適切な行動であったことを、深く反省しております》と述べ、《自らの浅はかな判断によって、信頼を損なう結果となり、言葉では尽くせぬほどの後悔と恥ずかしさを感じております。今後、同じ過ちを繰り返すことのないよう、自らを厳しく律してまいります》と猛省した。
実は、山本アナがテレビから消え始めたあたりから、彼のSNSでも“異変”が起きていた。
「実は5月17日に翌日放送のヒロミさんの番組の告知をして以降、インスタグラムの更新が止まっていたんです。これまで山本アナのインスタの更新はそこまで頻度が高くなく、月に1回や数カ月に1回程度、出演者と撮影した写真などを投稿していました。
ところが、5月は週1ペースで積極的に更新していたのに、17日を最後に3週間以上更新が止まっていました。ヒロミさんの番組公式Xでも、その週以降は山本アナの写真やクレジットがないので、おそらくそれくらいの時期にオンラインカジノ疑惑が発覚したのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
中居正広氏(52)による女性トラブル以来、コンプライアンスを問われているフジテレビ。新たな火種への対応は早かったようだ。