ドラマ界にまさに“嵐”が巻き起こっている——。

来春のコンサートツアーをもって活動終了することを発表した嵐の相葉雅紀(42)、櫻井翔(43)、松本潤(41)が、7月期の連続ドラマでそれぞれ主演を飾るのだ。

相葉は俳優の大森南朋(53)、松下奈緒(40)と、『大追跡~警視SSBC強行犯係~』(テレビ朝日系)でトリプル主演を務める。櫻井は「占拠シリーズ」第3弾となる『放送局占拠』(日本テレビ系)で刑事役、松本は日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)で初の医師役に挑む。

今回メンバー5人が“勢ぞろい”とはいかなかったが、大野智(44)、二宮和也(41)の2人も俳優としての評価は高く、過去には数々の人気作品に出演している。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、ドラマを週に1回以上観る20代以上の男女500人を対象に、嵐メンバーが主演を務めた作品のうち「最も好きなドラマ」についてアンケート調査を実施した。

第3位に選ばれたのは、2018年放送で二宮が主演を務めた『ブラックペアン』(TBS系)だ。2024年にはシーズン2も放送されている。

本作は二宮演じる「オペ室の悪魔」こと天才外科医の渡海征司郎が、一匹狼として働きつつも大学病院の利権問題に巻き込まれ、医療界の闇に立ち向かっていくシリアスなドラマ。普段とは違うダークな表情を見せる二宮の演技や、リアルな手術シーンが高く評価された。

アンケートでは、《天才医師の手術と手に汗を握る奇想天外な展開がドキドキして面白いと思うので》と脚本の面白さについてのコメントに加え、《ストーリーや演技がとてもよかったから》《演技がうまい》などと、二宮の演技を評価する声が多く寄せられた。

続いて、第2位に選ばれたのは、松本が主演を務めた『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)だ。2016年にシーズン1、2018年にはシーズン2も放送されている。

本作は松本演じる弁護士・深山大翔が、99.9%有罪とみなされた事件に残された0.1%を徹底的に追及し無罪を勝ち取っていく、連続ドラマ史上初の「刑事専門弁護士」に特化したドラマ。

逆転不可能とされる日本の司法に真っ向から挑む弁護士の姿を描いた、全く新しいリーガルエンターテイメントだ。

アンケートでは《他の共演者もよかったし、解決するのでスカッとした》《シナリオが面白いし出演者がいいから》《松本潤のダジャレが好きで、ストーリーも結構面白いので》などといった声が寄せられ、ストーリーだけでなく松本の軽快な演技も高い評価を得ていた。

そして栄えある第1位に輝いたのは、2位に引き続き松本が主演を務めた『花より男子』(TBS系)だ。2005年にシーズン1、2007年にシーズン2が放送された人気シリーズだ。

同作は神尾葉子による同名の少女漫画を原作としたドラマ。お金持ちばかりの学園を舞台に、井上真央(38)演じる少女、牧野つくしが、松本演じる道明寺司を含めた4人組の御曹司「F4」とともに、様々なトラブルに巻き込まれながらも成長していく青春ラブストーリーだ。

アンケートでは《漫画は読んだことないが、キャストがぴったりだと思った。嵐の主題歌もとてもよかった》《胸がキュンキュンするから》《内容もキャストも最高だったから》などといった声が寄せられた。原作の素晴らしさだけでなく、俳優たちの演技によって、映像作品ならではの面白さやトキメキが表現されている点が視聴者のハートを掴んだようだ。

今回のランキングでは、脚本の素晴らしさもさることながら、嵐メンバーの演技が高く評価された作品がランキング上位を占めるという結果に。上位3作以外の嵐メンバー主演作品にも熱い声が多く集まったのは、やはり嵐が皆から愛されていることの証左だろう。7月以降のドラマはもちろんのこと、嵐メンバーの今後の動向から目が離せない。

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