吉沢亮(31)主演の映画『国宝』がヒット中だ。

「“タイパ”などという言葉や考え方が叫ばれるこの時代ながら、上映時間は約3時間という長尺。

しかし動員は初日から3日間で24万5,000人、興行収入は早くも3億を突破するなど大ヒットの兆しを見せています」(映画ライター)

映画『国宝』の公開は6月6日だったが、上映延期なども囁かれていた。というのも、主演の吉沢にはあるトラブルがあって……。

「昨年末、吉沢さんは泥酔し、港区にある自宅マンションの隣の部屋に侵入するという事件を起こしてしまったんです」(スポーツ紙記者)

侵入された隣人が110番。警察の取り調べに吉沢は「トイレをしたくて勝手に入ってしまった」と供述している。

「年明けの1月に示談が成立しましたが、2月に公開予定だった吉沢さん主演の映画『ババンババンバンバンパイア』は公開が延期となってしまいました」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

そんななか、『国宝』の大ヒットで見事に返り咲いた吉沢。そういえば、本人いわく“酒”でやらかした俳優がもうひとり……。

週刊文春による永野芽郁(25)との不倫報道がいまだ尾を引いている田中圭(40)だ。田中は所属事務所を通じて、永野との不倫を否定。永野の自宅を訪れたことに関しては「飲み過ぎたため介抱してもらった」と説明。つまり、吉沢同様、酒でやらかしたことになる。

「田中さんは報道後、主演舞台『陽気な幽霊』は何事もなかったかのように公演され、連日好調だったといいます。29日からはWOWOWで主演ドラマ『おい、太宰』も放送される予定です」

パッと見は、田中は騒動の影響が何もないように思えるが、実はこの2作品以降の田中に目立った仕事の予定はなく、業界で“かなりヤバイ状況にあるのでは”との声すらもあがっている。

というのも、

「9日、田中さんが出演予定だった映画を降板したと『Smart FLASH』が報じました。記事によると、田中さんの所属事務所が6月のクランクイン直前で降板を申し出たそうです」

ドタキャンは映画関係者にかなりのイメージダウンと言えるだろう。さらには、

「永野さんの所属事務所である『スターダストプロモーション』は田中さんサイドにかなり怒りの感情を持っているとか。田中さんとスターダスト所属の俳優の共演は今後ありえないでしょうし、“事務所ごとの共演NG”などの事態も考えられます」(芸能関係者)

吉沢と田中、事務所の対応で明暗が分かれた?

「トラブルが起きたあとの吉沢さんの事務所の対応は迅速だったかと思います。被害者となる隣人への謝罪には事務所とともに吉沢さん本人も同行。当たり前といえば当たり前ですが、タレントでちゃんとこういうことができる人は少ないかもしれません」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

吉沢は示談成立後、「あまりにも身勝手で非常識な行為により、多大なご迷惑をお掛けしました」と謝罪コメントを発表している。

「吉沢さんの件は、“間違って隣の部屋に入ったくらいで……”と被害者の対応が過剰だという声も一部であがっていました。すると、所属事務所は“110番通報をすることは至極当然”と、あくまで悪いのは吉沢さんであると強調し、批判の声を制するようなコメントを発表。この相手を慮る姿勢も復帰を早めた要因ではないかと思います」

対して田中はというと……。騒動直後にコメントを発表して以降、無言を貫く一方、自身の有料モバイルサイトで自撮り写真などを無邪気に投稿するなど、“通常運転”だ。

「業界関係者からも“事務所がさすがに田中を自由にさせすぎでは”という声も上がってきているようです」(前出・芸能関係者)

吉沢のように、田中は返り咲くことができるのだろうか――。

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