「水ダウ出てたじゃん」38歳若手芸人が急逝…1週間前に見せていた「元気な姿」に広がる衝撃

松竹芸能は6月19日、所属するお笑いコンビ・四天王の卓也努力勝利さん（享年38）が脳幹梗塞のため、14日に逝去したことを発表した。事務所ホームページに公表された文書には、《番組出演など、地道な努力が実り始め、これからの活躍に期待していた矢先での突然の悲報に、弊社、所属タレントも現実を受け止めきれておりません》と惜しむ言葉が綴られ、38歳という若さでの急逝に衝撃が広がっている。相方のジェット（40）も、同日に更新したXで追悼文を発表。《9年間四天王を応援していただき本当にありがとうございました》とし、《応援してくれたファンの方には感謝しかありません。何度も辛い時、心が折れそうな時、解散しようとしたことありますが、応援してくださった皆さんのおかげでここまで続けてこられました》と綴った。また、《こんな形で四天王の活動が終わるのは本当に心苦しいです。でもそれは卓ちゃんも同じだと思います》と相方を慮り、《夢の途中で終わってしまいましたが、可哀想とか思わないで欲しいです。ずっと止まることなくお笑いにまっすぐ駆け抜けた卓ちゃんを讃えてあげてください》と気丈に呼びかけていた。最近では今月8日に都内で開かれたお笑いイベント「VS梅田元気よく」で審査員を務め、終演後にはXで《今回もめちゃくちゃ楽しかったー！！》と綴っていた卓也努力勝利さん。21日にも「第111回オンエア争奪LIVE」にコンビで出演予定だったが、8日にジェットが不参加を報告していた。12日には事務所ホームページで卓也努力勝利さんが体調不良のため入院することが発表され、あわせて出演予定だったイベントや公開収録の欠席が伝えられていた。生前は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！』（日本テレビ系）の人気コーナー「山-1グランプリ」や『千鳥のクセスゴ！』（フジテレビ系）など、数々の人気バラエティ番組にコンビで出演していた卓也努力勝利さん。つい1週間前にも、テレビで元気な姿を見せていたばかりだった。それは、6月11日放送の『水曜日のダウンタウン』（TBS系）でオンエアされた「次世代リアクション王発掘トーナメント」の企画。総勢100組を超えるコンビ、トリオのなかから、相方・マネージャーの証言をもとにオーディションが行われ、本戦に進む12名の芸人にジェットが選出されていた。1回戦・Aブロックに組み込まれたジェットに仕掛けられたのは、“開けたら人がいるドッキリ”。帰宅すると見知らぬ人物が潜んでおり、対面した際のリアクションで審査するというもの。仕掛け人として番組に協力した卓也努力勝利さんは、事前インタビューで相方について「すごく簡単に言うと無茶苦茶バカです」「リアクションは大きいと思います」などと期待を寄せていた。ネタばらしでは直接相方の自宅を訪れ、「どうだった？」と感想を聞きながら、相方のリアクションに楽しそうな笑い声を上げていた――。このことを覚えていたお笑いファンもおり、卓也努力勝利さんの訃報にXでは惜しむ声が広がっている。《四天王最近水ダウ出てたじゃん》《先週、水ダウで見たばかりなのに！！！》《四天王の卓也努力勝利さんってどこかで聞いた名前だなと思ったけど写真見てわかった、この前水ダウでやってたドッキリースター発掘のやつ出てた人だよね。おもしろかったからこの訃報はつらいな》《四天王の卓也さん、先週の水ダウも出てこっから！って時だったので輪をかけてショック ご冥福をお祈りします》