昨今、芸能人の「不祥事」が世間をにぎわせている。不倫など男女関係のスキャンダルから、薬物や詐欺などの犯罪行為まで内容は様々。
ただ、中には一定期間を空けて復帰し、活動再開する芸能人もいる。しかし一般的な会社員の場合、不祥事には何らかの処分が下されることはもちろん、犯罪行為で有罪が確定した場合には、懲戒解雇となるケースも少なくない。
そのため、不祥事の内容によっては、「なぜ復帰できるのか」と視聴者が疑問に感じている芸能人もいるようだ。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に「復帰できたのが理解できない不祥事タレント」についてアンケート調査を実施した。
第3位にランクインしたのは、音楽プロデューサー・小室哲哉(66)だ。
1990年代、TRFや安室奈美恵など多くの人気アーティストをプロデュース。「小室ファミリー」と呼ばれるアーティストたちが当時の音楽シーンを席巻していた。そんな小室は、2008年に自身の楽曲の著作権を「譲渡できる」と偽り、5億円をだましとった詐欺容疑で逮捕されている。実際には著作権はレコード会社などが保有しており、自身には譲渡権限がなかったという。その後、2009年に懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を受けた。
また、2018年には不倫疑惑が報じられた。
《実刑判決を受けて評価がガタ落ちしたと思っていたから》
《引退したはずだから》
《自分で引退宣言の記者会見をしておいて、しれっと活動再開しているのが理解できない》
《自分から引退すると明言したから》
第2位は好感度が急落したアンジャッシュ・渡部建(52)だ。
1993年、大学時代に児嶋一哉(52)とお笑いコンビ「アンジャッシュ」を結成。『爆笑オンエアバトル』(NHK)など、お笑いネタ番組で知名度を上げて人気芸人となった。2017年には女優・佐々木希(37)と結婚し、バラエティ番組の司会など個人の仕事も順調だった渡部だが、2020年6月に週刊誌で不倫が報じられて一変する。
「複数の女性がいた」「一部で多目的トイレを使用していた」など、その内容の悪質さで世間から大バッシングを受けることに。その後、約1年8カ月にわたって芸能活動を自粛することとなり、2022年に復帰したもののテレビ出演が難しい状況は続いている。不祥事の内容に不快感をぬぐえない人は今も多いようだ。
《社会通念上ありえないとおもうから》
《人間的に許しがたい、あまりにもひどい不祥事だと思ったので》
《特定のイメージがつきまとい見たい人がいるんだろうかと思うから》
《やってることがひどいから》
第1位は、世間を震撼させた酒井法子(54)だ。
1987年にアイドル歌手としてデビューし、明るいキャラクターで独自の「のりピー語」が流行するなど、アイドル界でも目立つ存在だった酒井。
また、この公判で注目されたのが「介護の仕事を勉強したい」という発言。反省の気持ちや芸能界からの引退表明とも捉えられたが、その後実際に介護職に就くことはなかったようで、2012年に芸能界に復帰している。のりピーが逮捕された際の衝撃は、15年が経過しても色褪せないようだ。
《一般人ならば社会復帰はほぼ出来ないので》
《イメージをすごく損なう薬物関係のスキャンダルだったのに、復帰できたことが信じられない》
《あんな逃げ方しておいて、よく人前に出られるなと感じた》
《違う仕事をすると言ったのにまた復帰するのは理解できない》