「日テレの福田博之社長は会見で詳しく明かすことはありませんでしたが、国分さんは少なくともセクハラに該当する行為を働いていたと報じられています。

関係者にわいせつな写真や動画を送るよう要求するだけでなく、自身も動画を送りつけたと聞いています」(スポーツ紙記者)

6月20日、TOKIOの国分太一(50)が無期限活動休止を発表した。

その原因について日本テレビは、過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったとしている。同局の番組『ザ!鉄腕!DASH!!』は降板することとなった。

6本のレギュラー番組と4本のCMを抱える売れっ子タレントだった国分。世間には“いい人”というイメージが浸透していたはずだが……。

「国分さんは’14年から’19年にかけて、6年連続で年間番組出演本数1位を獲得しました。視聴者からの人気が高かったからですが、それゆえテレビ局側が国分さんに強く言えなくなっていたのでは……」(前出・スポーツ紙記者)

突然の降板劇となったが、プライバシーの観点から詳細は明かされていない。アリシア銀座法律事務所の竹森現紗弁護士は言う。

「今回の件は、日テレが定める『コンプライアンス憲章』に抵触するものということですが、日テレの福田社長が“刑事告訴は考えていない”“反社との関係ではない”旨を話しています。コンプライアンス憲章からそれらを除外すると、たとえば差別的取り扱いやセクシャル・ハラスメント、過剰な接待などが考えられます」

今回の騒動については、こんな証言も飛び出した。

「スタッフに対して暴力的な言動があったとも聞いています。日テレとしても『問題行為が複数』と発表しているので、原因は一つではなかったのでしょう」(制作関係者)

本誌が取材を進めると見えてきたのは、テレビには決して映ることのなかった一面。視聴者には知られることのなかった裏の顔だ。

「国分さんは以前から“相手によって態度を変えるタイプ”でした。かつての出演番組では、スタッフに対して目も合わせないほどの冷たい態度で接していたそうです。そのせいで現場の空気が悪くなることもしばしば。“やりづらい人”という印象です」(TBS関係者)

前出の制作関係者もこう話す。

「仕事相手の肩書を非常に気にしていて、立場が上の人に対しては愛想よく、下の人にはぞんざいに接していました。若いスタッフのなかには、国分さんに悪口を言われた人や挨拶を無視されたという人もいます」

TOKIOとしての仕事現場でも、皆に同じ対応ではなく、相手との関係性を強く意識していた。

「公演が終わると、メンバーがメディア関係者に丁寧に挨拶をするのが恒例ですが、国分さんは毎回それを素通り。広告代理店やスポンサーなどのいわゆる“得になる相手”のもとに真っ先に足を運んでいました。そのたびに、松岡昌宏さん(48)や山口達也さん(53)が“ごめんね”と申し訳なさそうに頭を下げていました」(音楽関係者)

「二度と一緒に仕事したくない」と語気を強めるのはNHK関係者。

「TOKIO全員で番組に出演してもらった際、長瀬智也さん(46)や松岡さん、城島茂さん(54)は協力的な姿勢でしたが、唯一不機嫌を隠しもしなかったのが国分さん。打ち合わせ中はあれこれと難癖をつけ、カメラが回ると途端に笑顔を作るので、二面性に驚きました」

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