「番組内で蔓延していた」常習賭博容疑のフジ社員が『ぽかぽか』内にオンカジを広めていた…書類送検の山本アナにも“指導”

6月24日、フジテレビ社員のオンラインカジノをめぐって、山本賢太アナウンサー（27）が単純賭博の疑いで書類送検された。山本アナは、去年5月から7月までの間に海外のオンラインカジノサイト「ミスティーノ」にスマートフォンなどで国内からアクセスし、バカラ賭博でおよそ640万円を賭けた疑いがもたれている。フジテレビ社員のオンラインカジノをめぐっては、23日、山本アナウンサーも出演していた『ぽかぽか』の総合演出などを務めていたバラエティ制作部企画担当部長の鈴木善貴容疑者（44）が常習賭博の疑いで逮捕されたばかりだ。任意の調べに対し、山本アナはオンラインカジノについて「鈴木容疑者から教えてもらった」などと話しており、山本アナと鈴木容疑者がオンライン上の賭け事について頻繁に連絡を取っていたとみられている。フジテレビ関係者が明かす。「鈴木さんは、韓国のカジノに行ってギャンブルをするくらい賭け事にのめり込んでいたといいます。先輩に教えてもらってオンラインカジノを始めたようですが、バカラでビデオスロットもやっていたそうです。『ぽかぽか』で一緒に仕事をしていた山本アナと鈴木さんは、オンラインカジノについてよく連絡を取っていたそうで、『めちゃくちゃ負けました、いくらぐらい賭けてます？』とか『どうやったら勝てるんですかね？？』というLINEのやり取りも多く残っていると聞いています。同番組内では、オンラインカジノが蔓延していたそうですね。とくに鈴木さんは以前からフジ局内では“ギャンブル好き”として有名だったので、今回の逮捕を受けて、水原一平被告にちなんで『“お台場の一平ちゃん”になっちゃった』と局内では話題になっています」2人が関わっていた『ぽかぽか』といえば、中居正広氏の女性トラブルをめぐってフジ社長を辞任した港浩一前社長の肝いりで‘23年にスタートしたバラエティ番組だ。短期間にトラブルを連発している同番組だが、他のフジテレビ関係者によると、最近では番組の現場全体にやる気のなさが漂っていたという。「『ぽかぽか』は、低視聴率などが原因で終了した前身番組『ポップUP!』の後任番組です。この番組の立ち上げに際して、港前社長は、じきじきに鈴木さんに辞令を出したといいますし、番組制作には相当な期待をこめていたようです。しかし、放送当初から現在にいたるまで、『ぽかぽか』の平均世帯視聴率は1～2％台を前後しているなど、いまだに苦戦が続いています。生放送であるためにゲストの発言が問題視されることもあり、過去には同番組にゲスト出演したタレントが、病院の流れ作業的な診察を不適切な発言で喩えるなどのトラブルもありました。また最近では、立ち上げの発起人である港前社長自身が、中居正広さんの女性トラブルで今年1月に退任に追い込まれていることもあり、『ぽかぽか』は視聴率の低さにもかかわらず、《新番組の立ち上げにはコストがかかるから》ということで半ば“延命”させられている番組だったといっても過言ではなかったのです。そのため、最近の『ぽかぽか』の現場は、全体的な士気が低いことも少なくなかったといいます。短期間にオンラインカジノをめぐって2人の関係者が同番組から検挙された要因には、そうしたモチベーションの低下も大きく関わっているのではないでしょうか」