小室圭さんの母・佳代さんが今年2月6日に発売した自伝エッセイ『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版社刊)。発売から5カ月余りが経過した7月8日、大手通販サイトAmazonの書籍販売ページに、佳代さんから新たな“便り”がこっそり更新されていた。

同書には、愛する夫との離別や子育てなど、佳代さんの半生が綴られているほか、情熱を注いできたという料理のレシピが、直筆のイラストで挿入されている。

そんな佳代さんは8日、Amazonに寄せたコメントの中で、《料理をつくることや絵を描くことと同様に、knitting(ニッティング)も私の好きなことの一つです》と明かし、「ニッティング(編み物)」にまつわる以下のようなエピソードを紹介した。

《彼らが渡米する際に、以前編んだカーディガンを息子が着ていた映像を見て驚きを覚えました。書中にも記したように、彼が一時帰国中も私が病に伏すことが多く、コミュニケーションを取りづらい環境でしたので、映像から「いままでありがとうね」のメッセージと 彼らの「旅立ち」を感じ取り、背筋が伸びる思いがいたしました》

圭さんが妻である秋篠宮家の長女・眞子さんと二人でニューヨークへ渡ったのが’21年11月14日のこと。それから3年以上が経過し、宮内庁は今年5月30日、眞子さんが第一子を出産したことを発表したが、佳代さんは“孫”の誕生について、初めて思いを打明けている。

《時は流れ、先日新しい家族が加わりとても喜ばしい気持ちです。遠く離れていても愛しさは募ります》

文面からは、異国の地で暮らす息子夫婦の成長、そして初孫の誕生を心の底から喜んでいるかのように見えるが……。「今回も眞子さんの名前が無かった」と話すのは皇室担当記者だ。

「実は200ページ以上に及ぶエッセイの中では、眞子さんと圭さん二人のエピソードがほとんどなく、あったとしても眞子さんは実名で登場せず、一貫して“彼女”といった表現を用いていたんです。’17年に二人が婚約内定会見を行った3カ月後、佳代さんと元婚約者の“金銭トラブル”が報じられたことで、祝福ムードは一転しました。秋篠宮家・小室家双方に対する世間の目が厳しくなり、翌年2月に宮内庁は結婚延期を発表。結果的に二人の結婚は約3年半も延期されたという背景を考えると佳代さんが息子夫婦の話や、眞子さんの名前を出すことにはいまだに慎重になっているのかもしれません。

とはいえ、エッセイでは圭さんがニューヨーク州の司法試験に合格した際、真っ先に眞子さんに《「おめでとう」の気持ち》を伝えたと明かしており、《愛する人に支えていただいて、圭はつくづく幸せ者だなぁと感じた瞬間でした》とも振り返っていました。二人を応援する気持ちに偽りはないのではないでしょう」(前出・皇室担当記者)

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