「あの母子は渡米以来、会っていないのかもしれません……」
そう話すのは、皇室担当記者。“あの母子”とは、秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんと母・佳代さんのことだ。
始まりは、’17年に報じられた佳代さんにまつわるトラブルだった。
「その年の9月に眞子さんと圭さんの婚約内定会見が開かれたのですが、そのわずか3カ月後に佳代さんと元婚約者との間に起きていた約400万円の金銭トラブルが『週刊女性』によって報じられたのです。この報道を機に、世間は祝福ムードから一転。小室家、さらには秋篠宮家に対する目が厳しくなり、結局は’18年2月に宮内庁が結婚延期を発表するという前代未聞の事態に陥ります」(皇室ジャーナリスト)
ふたりの結婚は約3年半も延期され、’21年10月にようやく実を結ぶことに。前述の通り、翌月には渡米したのだが、
「佳代さんの金銭トラブルは解決したものの、一般の結納にあたる『納采の儀』など皇室の結婚行事は一切おこなわれませんでした。さらには皇籍を離れる眞子さんに支給される一時金も辞退しています。しかし、その後も佳代さんにまつわる新たな金銭トラブルが報じられるなど、息子夫婦には何かと迷惑をかけてしまっていたのは事実です」(前出・皇室ジャーナリスト)
そんななか今年2月6日、佳代さんは自身の半生をつづった自著『ブランニューデイ あたらしい日』(内外出版社刊)を発売したのだが、ここでも波風を立てているようで……。
「この自伝本の出版については、秋篠宮ご夫妻や皇嗣職にも、まったく連絡はなかったそうです。眞子さんの渡米以来、秋篠宮と佳代さんの交流は絶えていたとはいえ、突然の自伝出版に、紀子さまは激怒されていたと聞いています」(秋篠宮家に近い人物)
発売から約5カ月。佳代さんが再び動いた――。
《彼らが渡米する際に、以前編んだカーディガンを息子が着ていた映像を見て驚きを覚えました。書中にも記したように、彼が一時帰国中も私が病に伏すことが多く、コミュニケーションを取りづらい環境でしたので、映像から「いままでありがとうね」のメッセージと 彼らの「旅立ち」を感じ取り、背筋が伸びる思いがいたしました。
同時に、この出来事は私たち家族の関係性を物語るひとコマであり、そのような何気ない気遣いや優しさに私はいつも救われているように感じ、心の中で彼らにそっと手を合わせるのでした。》
この文章に込められた思いについて、冒頭の皇室担当記者はこう話す。
「圭さんが渡米時に着ていた手編みのカーディガンから“息子の感謝の思い”を感じたとありますが、逆に直接、圭さんから佳代さんに感謝の言葉はなかったのかなと想像してしまいますね……。圭さんが一時帰国したタイミングでも、母子は会えてなかったことには驚きました。おそらくですが、渡米以来、会うことはもちろん、連絡も取っていなかったのではないでしょうか。そこで、Amazonを通じて息子夫婦に“お便り”を出した……。
このメッセージは要は“息子夫婦に早く会いたい”という佳代さんからのラブコールだと思うのですが、圭さんと眞子さんがどう受け止めるのかはわかりませんね……」