ロト1等の当せん売り場情報を本誌では独自に入手。今回は4月7日に抽せんがあった第1988回ロト6で1等6億円が出た群馬県「ガーデン前橋チャンスセンター」と6月9日抽せんの第2006回ロト6で1等3億6675万円が出た群馬県「高崎モントレーチャンスセンター」と億が相次ぐ群馬県の売り場の億招きのエピソードを紹介していこう。

今年4月に、ロト6の1等6億円が出た「ガーデン前橋チャンスセンター」は、前橋市の東部にあるショッピングセンター「ガーデン前橋」の北側駐車場にある売り場だ。

「正直、あまり目立たない小さな売り場なんですが、じつは18年11月にロト6の1等2億4925万円、20年にもロト6の1等1993万円が出ているなど、高額当せんがたくさん出ている『知る人ぞ知る売り場』なんです」

と、話すのは、販売担当の小池清美さん。今回のロト6の1等6億円の当せん者はまだ売り場に顔を見せていないというが、18年のロト6の1等2億4,925万円の当せん者は、売り場に当せんくじを確認にきたとか。

「おそらく当せんしていることはご存知で、確認のために来店されたのだと思いますが、背の高いトレンチコート姿の男性。『高額当せん、おめでとうございます』とお伝えしたところ、まったく無表情で、感情を押し殺すような雰囲気でお帰りになったそうです」(前出・小池さん)

また20年の第1501回ロト6は1等当せんが26口と大量だったため、1等にも関わらず 当せん金が1993万円にとどまったことがニュースになった回だった。

「後日。当せん者のお舅さんが来店されて『うちの婿が当たったので、今度は私が買いに来たよ。(せっかくの1等当せんだったのに)もっと大きな当たりで家を建て替えたかった』とお話しされて帰っていかれたそうです」(前出・小池さん)

■本誌が紹介した観音さまパワーは健在だった

つづいて、今年6月にロト6の1等3億6,675万円が出た「高崎モントレーチャンスセンター」。こちらはJR高崎駅西口の駅ビル「高崎モントレー」1階入り口脇にある売り場。

じつは、この売り場は24年5月14日発売の「女性自身」で「観音さまパワーあやかり売り場」として紹介してから1年あまりでの大当たりとなった。

「高崎市のシンボル高崎白衣観音は売り場から見て西南西の高崎観音山の高台に立ち、観音さまのまなざしは、高崎市の繁栄を見守る願いをこめて、JR高崎駅の方角を見ています。ですから、ちょうどまなざしの先に、この売り場があるんですよ。

そのパワーにあやかろうと、高崎観音のお札と御朱印を売り場に祀って、高額当せんを祈願してきました。ようやくその願いが叶いました」

と、感無量に話すのは、販売担当の樋口幾江さん。高崎市民なら誰もがその存在を知る高崎白衣観音は1936年(昭和11年)に地元の実業家・井上保三郎が、高崎経済発展を願い建立した高さ高さ41.8メートルの観音像。建立当時は世界最大の観音像とされる巨大な観音像だ。

「実際に高崎観音山に登り、近くで仰ぎ見ると、おだやかな眼差しとその大きさに、本当にパワーを感じますよ」(前出・樋口さん)

この売り場では21年にも「思いがけないラッキーな出来事があった」と、樋口さんは打ち明けてくれた。

「60歳くらいの男性が、県内のほかの売り場でロト7のくじ券を『調べてほしい』と1枚だけ持参されたんです。機械を通したら、なんと1等10億円の当たりくじ。お客さんはわかっていたようで『やっぱり当たってた』とガッツポーズ。ほかの売り場で販売したくじとはいえ、なかなか10億円の当たりくじを目の当たりにすることなんてありませんから、販売員は興奮しきりでした(笑)」

今年のドリームジャンボ(6月18日抽せん)でも、県内みどり市にある「アクロスプラザ笠懸チャンスセンター」から1等・前後賞5億円が出て、2か月間に“億”3本という奇跡の爆当たりが続く群馬県。ロト購入だけでなく、7月11日から発売の1等・前後賞合わせて7億円サマージャンボの購入先としても“群馬県”の売り場が狙い目といえそうだ。

【売り場データ】

「ガーデン前橋チャンスセンター」群馬県前橋市小屋原町472-1 ガーデン前橋北側駐車場東角
「高崎モントレーチャンスセンター」群馬県高崎市八島町222 JR高崎駅西口

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