「今月11日(日本時間、以下同)の時点で、オールスター戦の主催者側が“今年のレッドカーペットショーも、大谷選手には真美子夫人とともに登場してほしい”とドジャースに伝えたと話していました。その段階では球団から明確な返答はなかったそうですが……」(在米ジャーナリスト)
7月16日、アトランタで開催されるメジャーリーグの真夏の祭典・オールスター戦。
「ナ・リーグ指名打者部門として今回、大谷選手はリーグ最多の約397万票を獲得しました。絶大な人気は今年も変わりません。オールスターの試合前にはレッドカーペットショーがおこなわれます。選手たちが家族とともにファンの前に姿を現す恒例のイベントです。昨年は、大谷選手が新婚の真美子夫人を連れて登場し、非常に盛り上がりました。
大谷夫妻には4月に第1子が誕生しましたから、母となった真美子さんが久しぶりに公の姿を現せば、また大フィーバーとなります。現地メディアは夫妻での登場を大いに期待しています」(スポーツ紙記者)
父となった大谷は今季も好調をキープしている。
「大谷選手は育児にも積極的な姿勢を見せていることもあり、当初は寝不足による成績の低迷が危惧されていました。
ところが蓋を開けてみれば、ホームラン数は今季もナ・リーグ1位を快走。また663日ぶりに投手として実戦復帰し、6月29日のロイヤルズ戦ではメジャー公式戦で自己最速球速となる101.7マイル(約163.7キロ)を記録しています。まだまだ伸びることが予想され、世界最高球速170キロ超えも不可能ではないでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
大谷は31歳の誕生日を迎えた今月6日の会見で、「(体力的に)年をとったとは思わない。
「家庭を持って子供が生まれればまた変わります。グラウンド外もグラウンドでもそうですけど、人生観を変えるようなことは必ずしもプラスな部分だけではないですけど、自分を成長させてくれると思う。何事も経験かなと思います」
“家庭と仕事はすみ分けている”とその会見で力説していた。
「あまり野球のどうこうというのを家に帰って持ち込みたくないです。基本的にはグラウンドはグラウンド、家庭は家庭でと考えたいと思っている。そこも含めて、いい時間を過ごせているかなと思います」
■娘の睡眠中に始めた新たなルーティン
家庭生活の充実が、明らかに野球にもいい影響を与えているのだろう。真美子さんの知人はこう語る。
「大谷さんは遠征の日以外はすぐに帰宅し、マナ(真美子さんの愛称)の負担を軽減して、ストレスをため込まないよう、率先して育児に参加してくれているそうです。なかでも大谷さんは娘さんの抱っこが上手だといいます。赤ちゃんの夜泣きは想像していたより激しくなく、大谷さんと同じく、娘さんはよく寝てくれるそうですよ(笑)」
育児に奮闘中の真美子さんだが、赤ちゃんが昼寝している間は、できる限りリフレッシュに努めているという。前出の知人は続ける。
「日本を離れ、慣れない育児に追われると、マナでもテンパってしまうことがあるようです。そのため、最近は瞑想を始めたと聞きました。もともと大谷さんは高校のころから瞑想に興味があったそうで、マナもやってみたら“短時間で気持ちが落ち着くから”とハマったといいます。いまは1日に5分程度、娘さんが寝ている間に毎日おこなうルーティンとなっているようですね」
さらに真美子さんに、新たな趣味もできたようだ。
「もともとマナはスマホで、おいしいご飯やキレイな風景の写真を撮るのが好きでした。
カメラ好きの兄・真一さんの影響で、本格的なカメラを彼女も持っていて、大谷さんと付き合うようになってからは、デコピンの写真もよく撮影していましたね」(前出・知人)
シーズン後半戦、真美子さんはドジャー・スタジアムでの観戦を今から楽しみにしているという。
「後半戦の最大のハイライトは、いつ大谷選手が先発投手として5回以上を投げ抜き、’23年8月10日のジャイアンツ戦以来の勝利投手になれるかです。真美子さんもその瞬間に立ち会いたいことでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)
グラウンドでの投手・大谷の勇姿を、真美子さんは自身のカメラに収めたいはずだ。しかし彼女がいちばん撮りたい被写体は……。
「出産後の今は、娘さんを撮るのが楽しくて仕方ないといいます。真一さんも第1子が生まれたばかりなので、田中家のグループLINEにはお互いの赤ちゃんの画像を送りあったりしているみたいです。子供の成長記録として残しておきたいという思いもあるのでしょう。
大谷さんが娘さんを抱っこするような父娘ツーショットも撮っているようですね。娘さんが大きくなったら“パパは野球だけでなく、私にも全力で向き合ってくれたんだ”とうれしく思うはずです」(前出・知人)
家庭生活での“父の勇姿”を収めた、真美子さんの「渾身の一枚」こそ、すみ分けた大谷の“パワーの源泉”なのかも――。