お茶の間を彩る夏ドラマがついに始まった。櫻井翔(43)が主演を務める占拠シリーズの第3弾『放送局占拠』(日本テレビ系)や“どんでん返しの帝王”の異名を持つ小説家・中山七里の人気シリーズを原作とする『能面検事』(テレビ東京系)など、話題作が目白押しだ。
そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~70歳の「ドラマを週に1回以上見る」という男女500人を対象に「初回から面白かった夏ドラマ」についてのアンケート調査を実施した。
第2位は同じ票数で二作品が並ぶ結果に。
ひとつめの作品は『ちはやふる―めぐり―』(日本テレビ系)。
映画三部作から10年後の世界を描いた『ちはやふる』の続編。當真あみ(18)演じる高校生・藍沢めぐるを中心に、競技かるた部が激戦を繰り広げる、完全新作の“令和のちはやふる”だ。梅園高校かるた部が本格始動する次回第3話には注目が集まっている。
アンケートでは《原作が好きで、主演もイメージに合っている》《出演者が華やかだった》などの声が寄せられており、俳優陣に好感を抱く視聴者が多いようだ。また、《前作と繋がっていてよかったです。前作の出演者が出ていたのもよかったです》と、前作と繋がりのある世界観も高い評価を得ていた。
第2位のもうひとつの作品は『明日はもっといい日になる』(フジテレビ系)
福原遥(26)演じる刑事・夏井翼が出向先の海沿いの児童相談所で出会ったのは林遣都(34)演じる先輩児童福祉司・蔵田総介。バディを組み、力を合わせて悩める人々を救っていく、完全オリジナルのハートフルストーリーだ。
《質の高いヒューマンドラマで泣けた。
そして、栄えある第1位は『19番目のカルテ』(TBS系)。
7年ぶりに日曜劇場の主演を果たした松本潤(41)が自身初となる医師役で演じるのは穏やかな名医・徳重晃。新たに19番目の領域として追加された「総合診療科」で“問診”を武器に複雑な病を診断していく、全く新しい医療エンターテインメントだ。
《患者に対する温かみを感じる物語に好感が持てます》《松本潤の穏やかな話し方がとてもよく、ストーリーも面白かったから》など、松本の柔和な雰囲気が好評を博している。また、《総合診療という、いつもの医療ドラマとは違う分野のもので、目新しい感じがあった》と、今までになかったテーマにも注目が集まっているようだ。
まだまだ始まったばかりの夏ドラマ。どのドラマが今夏を代表する作品になるだろうか。