参政党の神谷宗幣代表(47)は7月27日、自身のXを更新。26日に放送された報道番組『報道特集』(TBS系)での内容を受けて《先日、BPOに申し立てをしたTBSの「報道特集」がまた参政党の印象を貶める内容の番組を配信していたので抗議します。
神谷氏は同月12日に放送された『報道特集』の内容をめぐっても、参政党公式HP上で、《TBSに対して厳重に抗議し、訂正等を求める申入書を提出しました》と発表しており、“再抗議”となった。このときの放送では、同番組メインキャスターを務めるTBSの山本恵里伽アナ(31)が、「社会が決して受け入れてこなかった、排外的な、差別的な言葉がSNSで拡散していく。そういった現実に、正直すごく戸惑いを感じています」などと述べ、それに反応するように、TBSアナウンサー公式インスタグラムの山本アナを掲載した直近の投稿(7月1日)のコメント欄が“荒らされる”事態が生じ、心ない言葉が並んでいる。
しかし、これで事態は収まらず、26日の放送内容や神谷氏の再“抗議”を受けて炎上は飛び火。山本アナが掲載されている写真のみならず、無関係のアナウンサーを掲載した投稿のコメント欄も“荒れる”結果になってしまった。小林由未子アナ(35)と熊崎風斗アナ(36)が写った《令和に同期でギャルピース》という最新の投稿にもこんなコメントが並ぶ。
《よく笑顔で写真載せられるな。あんな偏向報道して局として恥ずかしくないんか?》
《一方的な偏向報道。TBS社員は自分たちの仕事が恥ずかしくないのでしょうか。》
《こんなことやってる暇あるなら偏向報道止めてください。
13日に投稿された日比麻音子アナ(32)が写る新ドラマの番宣投稿にも《TBSの報道は日本人を脅かしている!偏向報道を許さない。》、9日の佐々木舞音アナ(27)の投稿には《TBSは日本人差別と偏向報道を国民に謝罪せよ》《偏向報道やめてもらえませんか?》などのコメントが並んでおり、事態は収束しそうにない。
そんななか、26日の『報道特集』では、自民党から出馬し落選した武見敬三・元厚労大臣(73)が「異常な選挙戦だった」「ただ相手を攻撃する。それもルールがない。他人の意見も尊重する謙虚さとか民主主義はそういうものがないと機能してこない」とインタビューに答える様子が放送された。武見氏が演説で「他の候補者に対する罵詈雑言、あるいは人格を否定するような話は過去の選挙ではなかった。しかし今回の選挙は酷い」と訴えたシーンも放送され、実際武見氏のXには自身の投稿に返信する形で《ゴミクズ》《ひとごろしは落選》などの投稿がされるなどの“人格否定”を受けていたという。
他の参院選候補者の陣営幹部も匿名で「批判しづらい空気ができていた。参政党の主張を表立って批判すると、自分たちに攻撃の矢が向く」と、番組の中で今回の選挙の“異常事態”を訴えていた。