7月24日(日本時間)、ドジャースの大谷翔平選手(31)は自らが持つ日本人選手の最長記録を更新する5試合連続の37号ホームランを放った。スポーツ紙記者は言う。

「5試合連続はドジャースの球団記録に並ぶ記録で、同球団では史上7人目。現チームメートであるマックス・マンシー選手が’19年に達成した以来の偉業です」

なぜ連日、ホームランを打てるようになったのだろうか。前出のスポーツ紙記者はこう分析する。

「大谷選手は今シーズン、三振率が高いというデータもあります。つまり、中途半端な打撃をせず全力で振りきっているという見方もできます。それが結果的にホームランにつながっているのではないでしょうか」

しかし、大谷の絶好調の秘密は試合前の新たなルーティンにあったようだ。在米ジャーナリストはこう語る。

「現地の番記者がロバーツ監督に大谷選手の好調の秘密を聞いたところ、オールスター直前から、試合前にロッカールームでビデオ通話していることが大きな理由ではないかと話していたそうです。“ずっとニコニコしているから、いいリフレッシュになっているのではないか”と……」

笑顔の電話の相手は、もちろん最愛の人だ。

「自宅にいる真美子さんと話しているそうです。できる限り、娘さんも映しているといいます。パワーの源なんでしょうね」(前出・在米ジャーナリスト)

前出のスポーツ紙記者は言う。

「敵地の球場の食堂で、大谷選手が携帯で娘さんの動画を目を細めて見ていたとも聞きました。実は大谷選手の古巣・エンゼルスでは今季、ロン・ワシントン監督がロッカールームでの選手の携帯電話使用を原則禁止するルールを導入したのです。

選手同士が交流を深め、チームの一体感を高める目的があるとのことでしたが、もし大谷選手がエンゼルスに残留したままで父親になっていたら、ここまで連日ホームランを打てていなかったかもしれませんね……」

昨季は54本でホームラン王に輝いた大谷。今季のホームラン数がどこまで伸びるか楽しみだ。

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