《ファンタジア国際映画祭 「かくかくしかじか」がまだまだ沢山の方に届きますように…》
7月31日に更新したインスタグラムで、絵文字を添えてこう綴ったのは永野芽郁(25)。29日(現地時間28日)にはカナダ・モントリオールで開催された第29回ファンタジア国際映画祭に登壇し、主演映画『かくかくしかじか』の上映会で急きょ舞台挨拶したことが話題を呼んだばかり。
上映終了後にはスタンディングオベーションが起こるほど、高い評価を得たという本作。永野は現地で得た充足感を伝えたかったのだろうか、インスタグラムの投稿には7枚の写真を添えていた。まず、陽射しが差し込む青空の写真からはじまり、映画の原作者・東村アキコ氏(49)と記念撮影に応じる様子を収めた写真や、ドレスアップした自身のオフショットなどを公開。
かなりゴキゲンな様子が伺えるが、永野がインスタグラムを更新するのは実に3カ月ぶり。4月下旬に『週刊文春』で田中圭(41)との不倫疑惑が報じられて以来、更新が途絶えていたが、ついに沈黙を破ったかたちだ。
コメント欄ではファンから《投稿してくれてありがとう》《ずっと待ってました!!》と歓喜の声が書き込まれているが、そのいっぽうで次のような厳しい声も散見されている。
《コメ欄開いてるのつよwwwwwww》
《奥様とお子様のお気持ちを察すると、応援出来ないなぁ》
《ファンにきちんと説明もせず、どんな神経で投稿してるの? 大好きだったから余計に悲しい》
不倫疑惑報道をめぐっては、双方の所属事務所が一貫して不倫関係を否定している。永野もパーソナリティを務めていたレギュラーのラジオ番組で報道を謝罪し、自身の行動については“誤解”と釈明。田中も5月に入ってから有料モバイルサイトでファンに向けて報道を謝罪していたが、騒動が収束する兆しは見られなかった。
「文春の続報では2人の生々しい親密なLINEのやりとりが報じられ、双方の所属事務所は“本人に確認したところ、そのようなやり取りはない”と否定。しかしイメージダウンは避けられなかったようで、永野さんを起用するクライアント企業が公式サイトからコンテンツを削除する動きが加速しました。
永野さんは5月16日に都内で開催された『かくかくしかじか』の公開初日舞台挨拶でも涙ながらに騒動を詫びていましたが、仕事に大きな支障をきたすことに。
しばらくは事実上の活動休止が続くと見る向きもあったが、不倫疑惑報道後にはNetflix配信のドラマに正式オファーされたとも報じられている永野。インスタグラムも再開させ、本格的な女優復帰の前兆にも感じられるが……。「依然として疑惑のまま明らかになっていない事柄がある」と指摘するのは、ある芸能関係者。
「永野さんと田中さんは騒動を謝罪したものの、不倫疑惑報道については“誤解”で押し切っているかたちです。なかでも文春の記事に掲載された“手つなぎ写真”、妻子持ちの田中さんが深夜に永野さんの自宅マンションを訪れていたことについては否定しきれていません。“手つなぎ写真”はSNSでも拡散し、永野さんのインスタグラムに批判の書き込みが殺到する事態にも発展しました。
永野さんは3カ月ぶりに更新したインスタグラムの投稿もコメント欄を解放していますし、スキャンダルに対する批判を真正面から受け止める覚悟なのかもしれません。ですがスキャンダルには一切触れず、何事もなかったかのような通常運転モードだったため、“強メンタル”と驚いた人も少なくなかったようです。
“何があっても認めない”というスタンスを貫くことで、仕事へのダメージを最小限に食い止められるのかもしれません。しかし会見も開かず、明らかになっていない疑惑に対して説明を尽くさない姿勢は誠実とは言い難い。女優として好感度が高かっただけに、かえってイメージ回復を困難にさせてしまうのではないでしょうか」
永野と同じタイミングで彼女のマネージャーのインスタグラムも更新されていたが、本格始動で逆風を跳ねのけることができるだろうか。