「活動休止中の今、親しくしていた中居正広さんと同じく、なかなか自宅から外出できない状況だそうです。そのため、時間を無駄に過ごすことのないよう、株式などの投資の勉強をしていると聞きました。

ネットで情報を集めたり、本を熟読しているらしいですよ。

TOKIOとして精力的に活動をしていた若かりしころから、国分さんは投資に興味があったようです。“趣味は貯蓄”と言っていたこともありましたね。家族のため“万が一”に備えて、芸能活動以外の収入源を彼なりに考えているといいます」

そう語るのは、国分太一(50)の知人だ。

過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、日本テレビが国分の番組降板を公表してから約1カ月半が経過した。国分は芸能活動を休業し、TOKIOも解散することとなった。

7月28日、日本テレビの親会社、日本テレビホールディングスは今回の国分の一連の対応を巡り外部の弁護士などから構成される「ガバナンス評価委員会」の意見書の中間とりまとめを公表した。全国紙記者は言う。

「そのなかで、同委員会は国分氏のおこなった言動は《日本テレビが掲げる人権方針・コンプライアンス憲章に明確に抵触し、国分氏が国民的人気を博し、その言動の影響力は大きいものであることなどを踏まえると、十分番組降板の理由となり得る》と認定。日本テレビ側の対応について《事案に即した適切なものであった》と結論づけていました。

それを受け、記者会見した福田博之社長は『一定の評価をいただいて安堵している』とコメント。国分氏へのさらなる責任追及や損害賠償請求については否定していました」

国分は日本テレビ以外でも出演していた番組を次々と降板した。

「TBSの『世界くらべてみたら』を降板。BS10の『国分太一のTHE CRAFTSMEN』、JFN系のラジオ『国分太一 Radio Box』は放送終了。毎日放送の『TOKIOテラス』、テレビ東京の『男子ごはん』については、いまだ放送休止状態です」(テレビ局関係者)

■国分が憧れるのは「昭和の男」実父

彼は現在、どのような“謹慎生活”を送っているのだろうか。前出の知人は続ける。

「国分さんは活動休止直後から、妻・A子さんには“迷惑をかけたくない”と、別の場所でしばらく暮らすよう促し、別居生活を送っていました。彼なりに反省し、一人になりたかったんでしょうね。

ようやく最近になって、A子さんと話す機会が増えてきたようです。もともとプライベートでの国分さんは昔かたぎで、今時では珍しい亭主関白タイプ。一方でテレビ局に勤務していたA子さんは気配り上手と評判で、国分さんの性格を理解し、“夫をたてる”タイプなのだそうです」

当時の仕事関係者によれば、A子さんは’15年、国分と結婚する前はキャリア志向だったという。

「本来なら、結婚後も仕事をそのまま続ける予定でした。しかし、国分さんから“専業主婦として家を支えてほしい”という強い要望があり、それを受け入れたといいます。結婚翌年に長女、その2年後には次女にも恵まれ、しばらく育児に専念していました。

ただ、彼女は会社を辞めた後もいつの日にか仕事を再開することを視野に、勉強を続けていたと聞いています」

前出の知人も言う。

「A子さんは料理も上手で、国分さんの“食事は目でも楽しみたい”という意向に寄り添い、自宅での食卓には彩り豊かでバランスのよい手料理を心がけていました。ただ国分さんは“おいしい”と言うばかりでなく、“なにか足りないな、違うな”と感じたら“もう少しこうしてほしい”などとハッキリ言う人なのだとか。“伝えたほうが彼女のためになるから”という国分さんなりの“やさしさ”らしいのですが、捉え方によっては亭主関白だなと感じる人もいるかもしれませんね」

活動休止となった現在も、国分は自らの信念を曲げることはないようだ。前出の知人は続ける。

「過去の言動でコンプラ違反があり、家族に迷惑をかけてしまったことはきちんと謝罪したそうです。それを受けA子さんは2人の娘さんが小学生になったこともあり、“また働きたい”という希望を伝えたようです。しかし、国分さんは復職について、首を縦に振ることはなかったといいます」

国分は結婚前の’13年、インタビューで将来の家庭生活の“お手本”は実父だと語っていた。

《いつか私も子どもを育ててみたい。あこがれるのは、自分の父親。口数も少ない「昭和の男」ですが、父の周りにはいつも人が自然と集まってくる。そうなるためには、自分を磨かないと》(『読売新聞』’13年3月26日)

前出のA子さんの仕事関係者は言う。

「一時はテレビ出演本数ナンバー1だった国分さんは倹約家ですし、今も決してお金に困っているわけではありません。ですからA子さんの復職の意思を“十分な蓄えもあるのだから、なぜいまさら働きに出るのか。家庭を守ってほしい”と思って拒絶してしまうのでしょう。令和になっても、まさに考え方が“昭和の男”なのでは……。自らのかたくなな言動が、いまやモラハラと捉えられかねないという認識が家庭でも不足しているのかもしれません」

国分には妻の復職志願については、“俺の顔に泥を塗る気か”という思いがあるのか――。

「A子さんは今後の家族の生き方について真剣に考えています。子供たちもいるし、離婚したいわけではありません。国分さんも今回の活動休止を機に、彼女と真摯に向き合ってくれるといいなと思います」(前出・知人)

今は株式投資より、妻の気持ちを学ぶべき時期なのかもしれない。

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