石破茂首相(68)の妻・佳子さん(68)が、8月3日放送のNHKスペシャル『総理の妻たち“権力”の目撃者』に出演。番組の中で夫へ送った“個性的なエール”が、ネット上で思わぬ反響を呼んでいる。

同番組では、歴代総理の配偶者6人が登場。それぞれが“権力の目撃者”としてインタビューに応じ、政界の舞台裏や夫との歩みについて明かした。トップバッターとして登場した佳子さんは、黒のパンツスーツ姿で現れ、石破首相への思いを静かに語った。

このインタビューが収録されたのは参院選投開票の10日前。与党への逆風が強まる中、石破首相は党内外からの圧力にさらされていた。内閣支持率も低迷し、厳しい局面に立たされていた最中だったが、佳子さんは「行き詰まってはいけないと思っていますね」と穏やかに述べ、夫を力強く支える姿勢をにじませた。

さらに、夫の名前にちなみ、こうエールを送った。

「石を破って茂っていく」

続けて、「激動の時代でここをどうやって乗り切っていくのか、そういうときに石破が総理に選んでもらったということではないか」と、5度目の挑戦で首相の座を掴んだその意味を口にした。

この独特な“10文字”のエールは、番組内でもひと際大きなテロップで強調されたが、言葉の意味について説明はなかった。比喩なのか造語なのか――。視聴者の間で困惑が広がり、放送後にはXでこんな声があがっている。

《夫婦揃って個性的》
《結局、どういう意味?》
《なんか凄え邪魔に成長した雑草っぽい…》

「番組では、石破首相と佳子夫人が慶應義塾大学法学部の同級生だったことを紹介。

ジーパン姿の学生が主流だったなか、石破首相だけがいつもネクタイやスーツ姿で通学していたというエピソードと合わせて、2人が出会った頃の写真も公開されました。

佳子夫人は当時のことを『大学院生が来ているのかと思っていました』と振り返り、第一印象は『個性的な人』だったと明かしました。キャンパスでの石破首相の“らしさ”は、当時から際立っていたようです」(全国紙政治部記者)

独特な言葉の選び方が、どこか石破首相に通じるところがある佳子さん。長年連れ添ってきた2人だけに、やはり個性的なところも似ているのかもしれない。

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