8月10日、女優の長濱ねる(26)がTBSの関東ローカルで放送されたミニ番組『ゆたかな食の未来をさがして』に出演した。
昨年11月にスタートした『ゆたかな食の未来をさがして』は、日本各地の豊かな食文化を伝える番組で、直近の放送回では番組ナレーターを務める長濱が特別出演し、ハスカップを特集するため北海道・厚真町を旅していた。
「’16年に欅坂46(現・櫻坂46)の1期生として芸能界入りした長濱さんは、たびたびセンターを務める人気メンバーの1人でしたが、’19年7月にグループを卒業。約1年の休業ののち、’20年7月に芸能活動を再開。ドラマやバラエティ、報道番組などに出演してきました。
そんななか今年の8月に転機が。デビューから約10年所属した芸能事務所から、戸田恵梨香さん(36)や有村架純さん(32)ら人気女優が多数所属するフラームに移籍したのです。
フラームには男性タレントは所属しておらず、女優専門の事務所です。アイドルのイメージを脱して女優としてステップアップしたいという長濱さんの強い意志があり、今回移籍したと聞いています」(音楽関係者)
8月5日に、長濱は自身のInstagramを更新し、《新たなご縁をいただき、身の引き締まる思いです。変わらず一つひとつの活動に誠意をもって取り組み、皆様の喜びの一助となれますよう、より一層精進してまいります》と意気込みを綴っていた。
キャリアアップを求めて移籍した長濱だが、他にも理由があるようで――。
「欅坂46卒業後は、以前の所属事務所に対して疑問を感じることもあったようです。アイドル時代から比べると収入が減ってしまったことに納得がいかないと周囲に漏らしていたと聞いています。
とはいえ、長濱さんはアイドルとして人気を博しましたが、俳優としての実績はほとんど無く、まだ“売り出し中”の立ち位置でした。
さらに移籍先のフラームは、業界内では恋愛に関して寛容な事務所という印象があります。特に若いうちは“清純派”のイメージを大切にするため、恋愛を基本的に容認しない方針の事務所は未だに少なくないのですが、フラームはある程度タレント自身に任せているといいます。自制することに重きを置いているのでしょう。長濱さんは、そういう面にも魅力を感じたのでは……」(前出・音楽関係者)
’25年7月に配信された『FRaU』のインタビューでは「芸能の仕事は向いているかわからない」と語っていた長濱。移籍を機に女優として飛躍することはできるのだろうか――。