「現在の中居さんにとって、もっとも大切なのは自身の名誉回復。“性暴力加害者”の烙印が押されたままでは困るようです」(テレビ局関係者)
8月18日、53歳の誕生日を迎えた中居正広氏(53)。
「中居さんが女性に働いた行為を、3月末に第三者委員会が“性暴力”と認定しました。これに対し5月、中居さんは代理人弁護士を通じて反論。《一般的に想起される暴力的、または強制的な性的行為は確認されなかった》と主張しました」(全国紙記者)
最近では「週刊文春 電子版」が8月6日、中居氏の事務所宛に相手女性の代理人弁護士が作成したという「通知書」を入手し、その内容を公開した。この通知書にはトラブル当日の全貌が記されており、中居氏が女性に働いたとされる行為が白日の下にさらされることとなった。
「この報道に対し、中居氏の代理人弁護士は《一般的に性暴力という言葉から想起されるような行為ではなく、また不同意によるものではなかった》と反論しました」(前出・全国紙記者)
反論に次ぐ反論で泥沼化する騒動。世間からは呆れ声も聞こえてくるが、中居氏がこれほどまでに抗議を重ねるのには理由があると前出のテレビ局関係者は言う。
「中居さんはとにかく汚名を払拭するのに必死。というのも、再始動を計画しているからだと聞いています」
’24年末にスキャンダルが報じられ1月23日に芸能界を引退。スターの座から転落した彼が、再始動の意思を持っているとはーー。
驚きの情報だが、中居氏を待望する声はファンの間で未だ根強い。
「YouTubeなどを通じた動画配信で復帰する構想があるといいます。
一連のトラブルで晩節を汚したとはいえ、Xでは《#中居くんを守りたい》《#中居くんを返して》という言葉が数多く投稿されるほど、熱狂的なファンは今でも中居さんを支持しています。トラブルが報じられてから中居さんは一度も表舞台に立たずに引退したこともあり、ファンは突然の別れを受け入れられないのでしょう。
中居さんはこうしたファンに対し、自分の言葉で感謝や近況を伝えたいそうです」(前出・テレビ局関係者)
一度は決めた引退を“中居チャンネル”で翻そうとする中居氏。名誉回復はこの再始動計画のためだという。
「再始動のためには、“性暴力者”という中居さんにとっては不本意なレッテルを剥がすことは必須。イメージが回復できれば、再び世間から信頼が集まり、動画への集客もよりよいものとなる、といった算段のようです。
“裁判をするべきだ”という意見も多いですが、裁判は決着がつくまで数年かかる場合もあります。速やかに再始動するためには裁判にかける時間はありません」(前出・テレビ局関係者)
いっぽう、最近の中居氏は旧知の芸能関係者と距離を置いている。
「中居さんと近しい仕事関係者が最近中居さんに連絡を入れたところ、2週間ほどたっても返信がないそうです。本来中居さんは、返信は早いタイプのようですが……」(芸能関係者)
となると、再始動にあたって中居氏に手を貸してくれる人はいるのだろうか。かねて“アナログ人間”として知られる中居氏が、1人で動画配信などできるとは到底思えないがーー。
「’22年に中居さんが公式サイトと同時に有料ファンサイトを立ち上げましたが、その際有料会員向けに公開した動画がありました。
その動画の撮影を手伝ったのは、中居さんが弟のようにかわいがっていた元テレビ局員や、地元の後輩であるRIP SLYMEのDJ FUMIYAさん(46)。同じくRIP SLYMEで地元の後輩であるSUさん(51)も中居さんと最近でも会っているそうです。
彼らは中居さんにとって仕事関係者というより“仲間”や“ツレ”といった存在です。一連の騒動で中居さんとは疎遠になった人も少なくないでしょうが、付き合いが長くて信頼できる彼らは再始動の強い味方でしょう」(前出・テレビ局関係者)
中居氏の再始動計画について中居氏の代理人弁護士に問い合わせたが、「お答えすることは差し控えさせていただいております」と返答があったのみ。
しかし『女性セブン』(8月7日発売号)は、“中居氏の個人事務所が廃業時期を延長している”と報じている。
「引退直後、中居さんの顧問税理士が“5月に解散登記をする”と話していたのに、現在でも会社は残されたまま。『セブン』の取材に顧問税理士は『中居氏から廃業の指示は受けていません』と答えています。
中居さんが再始動を円滑に進めるために会社を残しているのでしょう」(前出・テレビ局関係者)
芸能界引退からわずか7カ月。“引退撤回”に世間や被害女性はどう思うかーー。