《弊社所属のアーティスト luz(本名:帯刀光司)が、2025年8月19日、急逝いたしました。あまりに突然の出来事に、関係者一同、深い悲しみに暮れております》

8月19日、シンガーのluz(ルス)さんが亡くなった。

32歳だった。luzさんの公式サイトでは、所属事務所の代表取締役である市橋秀幸氏名義で訃報が伝えられ、市橋氏は《ご遺族のご意向を尊重し、詳細につきましては公表を差し控えさせていただきます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます》と結んでいる。

「’11年に“歌ってみた”動画を初投稿したluzさんはSNSを中心に支持を集め、’14年10月に1stアルバム『tWoluz』を発表しました。’15年10月にリリースした2ndアルバム『Labyrinth』がヒットし、その後も精力的に活動。また、ソロ活動だけでなく奏音69さん、RAHWIAさんとともにRoyal Scandalというクリエイターユニットとしても活躍していました」(音楽関係者)

今月31日には活動15周年を記念したライブ『XV(フィフティーン)』を予定しており、本人もXを通じ、《15年分の感謝も、覚悟も、全部このライブに込めます》と意気込みを伝えていたが、訃報と合わせて開催中止が発表された。

そんなluzさんは亡くなる約1カ月前、“ファンとの未来”を思い描いていた。7月5日と6日に初のファンクラブツアーを開催したluzさん。ツアーを終えるとXを更新し、《初めての試みも多い中で、各地から会いに来てくれたみんなとたくさんの思い出を作ることができて、心から楽しい時間でした》と明かした。

続けて、最終日に軽度の熱中症でお見送りができなかったことを謝罪し、《ツアーの最後まで、みんなに「ありがとう」と直接伝えたかったです。改めて、このツアーに参加してくれたみんな本当にありがとう》と感謝。そして最後に、こう綴った。

《これからも、もっと良い時間を一緒に過ごしていけたら嬉しいです》

いつまでもファンとともに――。そんな想いを明かしていたluzさんの突然の訃報に、Xではファンから悲しみの声が寄せられている。

《luzくんって歌い手のluzくんだよね?え?なんで?え?え?》
《luzくんが亡くなったのが信じられなくて…。ショックがでかいなぁこれ…》
《luzくんのライブまた見たかった…辛いな…》

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