8月17日放送の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)で、サッカー元日本代表・松井大輔(44)との離婚を公表した女優の加藤ローサ(40)。突然の報告と共に視聴者の注目を集めたのは、離婚後の2人の心境の“温度差”だった。
加藤によると、離婚時期は今年より「ちょっと前」で、’11年と’14年にそれぞれ誕生した2人の男児と松井と共に、離婚後も従来の家で生活を続けているという。番組では松井のインタビュー映像も流れ、松井は「紙(離婚届)の問題だけだと思う」「僕たちは多分変わらないままだと思います」と話すなど、今後も関係が“変わらない”ことを強調した。
いっぽう、加藤は「彼は変わらず、自分の好きなことだけを追いかけているタイプで、なので変わらないんですね。やっぱり、籍が入っている、入っていないとでは、私の気持ちがけっこう変わって。“良い妻でいなきゃ”って思っちゃって」と切り出すと、家庭と仕事の両立が「めっちゃ大変だった」と告白。
そして、「今は、力が抜けたというか、そもそも妻じゃない。頑張らなくていいと思えるようになって、私はすごく変わったなと思ってます」と、松井とは違って大きな心境の変化が訪れたことを明かした。
家庭で重ねてきた苦労を感じさせるコメントだが、実際に加藤は’21年4月の『クランクイン!』のインタビューでも、《『ママがやればいいじゃん。俺たちの世話をするのは当然でしょ』みたいな、家庭内の序列が低いのを変えていかないと(笑)》と冗談交じりに不満を語っていた。さらに、翌年4月の『Yahoo!ニュースオリジナル』のインタビューでは、《とにかく“俺様”な人なので。一緒に住んでみて、想像以上に俺様だった》と過去の松井への“不満”を打ち明けたことも。
番組での2人の対照的な発言に加え、こうした加藤の過去のエピソードが離婚公表と共にネットニュースなどでも取り上げられたことで、SNSでは加藤に同情するような声が多く上がっている。
たとえば、結婚から約2カ月後の’11年8月、当時フランスのチームでプレーし、老舗サッカー専門誌『サッカーマガジン』(ベースボール・マガジン社)で「松井大輔 フランスの日々 PETIT a PETIT」を連載していた松井は、記事のなかで、料理上手な加藤を《すごくおいしくて、これからはすべて任せることができそうです》と褒めつつ、きたる第一子の誕生にこんな思いを馳せていた。
《でも、僕もせっかく料理をマスターしたので、たまにやるのもいいですね。何しろ僕は『イクメン』なので。そう、『育児をするメンズ』です》
《家族が公園で歩いている姿などを見るたびに、南仏の浜辺で自分の子どもが遊ぶ傍ら、海をボーっと眺めている、というシーンを思い描いて、ゆとりある生活にあこがれていました。それからこれを実践するのが、すごく楽しみです》
そして、この年の12月に長男が誕生。翌年4月の連載では、松井はしっかりと「イクメン」に徹していることを誇らしげに綴っていた。
《以前「イクメン(育児をする男)」と言いましたが、その点に関しては順調です。おむつも当然のように替えてますし、お風呂に入れるのも僕の役目。ちゃんと抱っこ帯も持ってますから》
《赤ちゃんを胸に乗せて、ピンクの風呂敷みたいなのをつけ、パリを歩く僕の姿なんて想像できないでしょう!》
自身の“イクメンぶり”に曇りのない自信を見せた松井。結婚10周年の節目を迎えた直後の’21年11月、元サッカー日本代表・内田篤人(37)がスポーツ専門VOD「DAZN」で展開するチャンネル「内田篤人のFOOTBALL TIME」にゲスト出演した際も、“俺様ぶり”は変わっていなかった。
内田から「松井さんの奥さん、めちゃめちゃ綺麗ですよね」と投げかけられると、松井は足を大きく広げて座り、首をかしげながら、「いや~、どうなんでしょうね。
この映像が、離婚公表後にXで拡散すると、松井の“上から目線”とも取れる態度に、こんな疑問の声が上がっていた。
《どう考えても美しい加藤ローサが妻なのに綺麗と言わない俺!って感じだよね》
《昭和の男だな… 奥さん褒められていや~とかいうの、やめた方がいいよ 何で結婚したのか謎 自分の価値も下げてることに早く気づいた方がいいと思う》
《「どうかな~」ってのは茶化してるだけというのは分かるからそんな大した事ないと思うんだけど、ただこの映像から、松井大輔が亭主関白というか、支配欲の強いオレ様男子なのはメチャクチャ伝わってくるね》