「20代、30代の支持が高いのは岸谷蘭丸のおかげ」
8月20日に自身のYouTubeチャンネル「たまきチャンネル」に投稿した動画で、実業家でインフルサーの岸谷蘭丸(24)を招き、こう秋波を送ったのは、国民民主党の玉木雄一郎代表(55)だ。
「現在イタリアの名門大学に通う学生でありながら、留学支援サービスを提供する企業の代表を務める岸谷さんは、SNSでも政治や社会問題など幅広いトピックで問題提起を行っており、いまや“Z世代を代表する論客”として若者に人気の存在です。
今回の動画のメインテーマは先の参院選の総括。国民民主党は非改選を含む21議席の躍進を果したいっぽう、野党第一党の立憲民主党は改選22議席から上積みできなかった。
そんな対照的な党の勢いに、岸谷は「立憲がもう、本当にひどいありさまだった」と口にすると、玉木氏が「なんで立憲ひどいと思った?」と反応。すると、岸谷は以下のように持論を展開した。
「一番存在価値がわからないです。立憲の。野党第一党って常に与党に対するプレッシャーであり続けるべきだし、オルタナティブな選択肢であるべき。彼らは、野党第一党の責任と口にするじゃないですか。その役割を果せてないんだったら、いらないじゃんっていう。本当にそれに尽きると思うんですよね。誰も期待してないから、一議席も(増やせず)プラマイゼロだったわけじゃないですか」
これを聞いた玉木氏は「なるほど~」と膝を打つ。さらに、岸谷は、玉木氏をはじめとする主要政党の関係者は積極的にネットの選挙動画にも出演したと振り返りつつ、「絶対出ないじゃないですか。
「また、立憲の一部の議員さん、過激な方々いらっしゃるじゃないですか、Xで。僕、言ってきたんですけど、立憲民主党の人に。まずは、あいつらからXを取り上げろって。そっからじゃないですか、イメージの刷新って」
すると、ここで玉木氏が、「泉さんっていう前の(立憲の)代表、比較的若手なんだけど、『立憲スルー』(編注・立憲の現役世代の支持率が低いこと)と言ったと同時に、『全員SNSやめたら支持率上がるんじゃないか』とかつて言ったことがある。蘭丸意見と同じで、私もそうだと思う。で、すごい真面目な人はけっこういるんだけど、そういう人たちはあまりSNSをやってなかったり、やってたとしても穏健なことを言っているんだけど……」と解説。
続けて、玉木氏が「(穏健なことを言ってるんだけど)一部の……」と述べようとすると、ここで岸谷がこんな横やりを入れた。
「ハッピーメールとかね」
「『ハッピーメール』とは出会いを目的としたマッチングサイトのことですが、岸谷さんは、立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)が新潟県知事時代に’18年に、同サイトを介して女子大生と援助交際していたという疑惑が『週刊文春』で報じられ、辞職していた過去を指していると思われます。米山氏は立憲議員のなかでもXを活用して積極的に意見を述べるタイプで、時にはユーザーと意見をぶつけ合う『レスバ』を繰り広げることもあります。
なお、岸谷さんは11日に立憲の中谷一馬衆議院議員(41)とYouTubeで対談した際も、米山氏を『ハッピーメール』と呼びながら、『しゃべればしゃべるほどイメージダウンでしかない』として“Xを取り上げるべき”と提言していました」(前出・WEBメディア記者)
そんな岸谷の“皮肉”を聞き、こらえきれなかったのか、玉木氏も吹き出しながらこんな相槌を打った。
「ハッピーメールとか(笑)」
続けて、岸谷が「ハッピーな人いるじゃないですか、彼が玉木さんをめっちゃ叩いた時期あったじゃないですか」と水を向けると、玉木氏は「今も時々」とコメント。岸谷は、米山氏がかつて玉木氏を“ポピュリスト”だと批判をしていたことに「本当にバカだと思う」と不満をぶちまけると、玉木氏も「(米山氏は秀才だが)その力を全集中で批判に当てる」と指摘していた。
米山氏の実力は認めつつも、岸谷に同調する形でかつての醜聞をイジった玉木氏。ただ、同氏も昨年11月に「FLASH」によって、地元・香川県のタレント・小泉みゆき(40)との不倫が報じられ、認めた上で陳謝したばかり。それだけに、同じ女性問題を起こした米山氏を笑うような姿に、こんな疑問の声がXでは寄せられている。
《名前出さずに仲間内でいじり倒す感じ、マジで中高生感すごいんよな。岸谷さんは大学生だからまだいいとして、玉木さん55歳よ。精神年齢……》
《自分も不倫騒ぎで代表役職停止(何)してたくせに、ハッピーメールだの嬉しそうにニヤニヤ笑ってる玉木雄一郎の軽薄さも相変わらず。しょーもな》
《玉木さんが米山さんをハッピーメールって擦る際には名前の上に「グラビアタレントと不倫問題で代表停止になってしまった国民民主党代表 玉木雄一郎」って表記を出し続けて始めて発言出来るんじゃないのかと思ってる》
《女同じく女関係でやらかした玉木が米山の女関係をイジッており、どこに突撃しとんねん、と思うなど。自分に帰ってくるのが怖ないんか笑》