毎年夏の恒例番組『24時間テレビ』(日本テレビ系)。その目玉企画のひとつが、チャリティーマラソンだ。

有名人が長時間、必死に走り続ける姿に感動した視聴者も少なくないだろう。

とはいえ、すべてのランナーが視聴者の心を動かしてきたわけではない。SNSでは《誰が走っても同じ》《こんな暑い中、なんで走るの?》といった冷めた声もちらほら……。ランナーの人選や演出のマンネリ化、あるいは視聴者の受け止め方の変化など、理由はさまざまだが、“感動”という言葉が空回りしてしまった年が存在するのも確かだ。

そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に「『24時間テレビ』で感動しなかったマラソンランナー」についてアンケート調査を実施した。

第3位は、2023年にランナーを務めたヒロミ(60)。

“おじさん代表”として当時58歳でチャリティーマラソンに挑戦したヒロミ。トライアスロン経験者らしく、102.3kmという過酷な距離を安定したペースで走り抜いた。ゴール直前には、妻の松本伊代(60)が自身のヒット曲『センチメンタル・ジャーニー』を熱唱し、長男・次男も応援に駆けつけるなど、家族総出で感動のフィナーレとなった。

ただ、長年テレビで見慣れた存在であり、愛妻家としてのイメージも定着しているヒロミだけに、驚きや新鮮味に欠けると感じ、冷めた目で見ていた視聴者も多かったようだ。

《なんだか今更》
《わざとらしい演出だった》
《イマイチ共感できなかった》
《やはり過去の若気の至りのイメージが強いので》

第2位は、“Qちゃん”こと高橋尚子(53)。

2000年にシドニー五輪女子マラソンで金メダルを獲得し、女性アスリートとして初めて国民栄誉賞を受賞した高橋。

2020年にチャリティーランナーとしてマラソンに参加し、コロナ禍の開催に合わせて自ら考案した「募金ラン」を実施した。これは走行距離に応じて募金額を増やすという仕組みで、高橋は土屋太鳳(30)や吉田沙保里(42)ら「チームQ」とともに、合計236kmを走り抜いた。

圧倒的な実力と実績を誇る高橋だけに、今回のアンケートでも《プロだし当然》といった声が目立った。偉業を成し遂げてきた高橋の存在感が、逆に“感動”の演出を難しくしてしまったようだ。

《走りのプロは感動ランナーにならない》
《オリンピックのメダリストが走ってもと言う感じがしたから》
《あまりに当たり前すぎるやろと思います》
《専門家だしできて当然》

第1位は、元自衛官でピン芸人のやす子(26)だ。

「はい~」の持ちギャグと、素朴なキャラクターで人気を集めるやす子は、2024年のチャリティーランナーに抜擢された。当初は1000人以上の市民ランナーとともに走る予定だったが、台風10号の影響で市民の参加が急遽中止に。代替案として、横浜市の日産スタジアムをひとりで周回するという異例の形式となった。

さらに、日産スタジアムから国技館への移動時間にも疑問の声が上がった。やす子は午前6時半にスタジアムを出発し、ゴールしたのは午後8時41分。約14時間を要したが、同じ距離を徒歩で約9時間とする検証もあり、《フィナーレに合わせて時間調整していたのでは》との指摘が相次いだ。この不自然なタイムラグに番組の“演出ありき”の姿勢を感じ取った視聴者が多かったようだ。

《やらせっぽい》
《24時間で走る距離として短く、明らかに時間調整していた》
《普通に感動しなかった》
《なんで走ってるのか意味が分からなかったから》

編集部おすすめ