「放送事故では…」萩本欽一　24時間テレビの“仕切り”に疑問続出のワケ…番組に足りなかったモノ
萩本欽一（写真：本誌写真部） 画像（1枚）

31日、『24時間テレビ』（日本テレビ系）のイチ企画として、『全日本仮装大賞チャリティSP』が生放送された。MCはもちろん萩本欽一（84）が務めたのだが、

「今回、欽ちゃんの隣にいたのは、羽鳥慎一アナウンサー（54）でした。

この二人で番組は仕切られたんですが、放送中から欽ちゃんの“言動”がちょいちょい炎上してしまったのです」（スポーツ紙記者）

Xには、以下のようなコメントが並んでしまった。

《24時間テレビの仮装大賞の欽ちゃん、あれ大丈夫なの？そういう台本ならいいけど本人の意向であの回しなら放送事故では…》
《24時間テレビ仮装大賞の欽ちゃん見てられない。炎上大賞になりそう。》
《見てて不愉快》
《欽ちゃんってこんな人だったっけ？》

主な炎上の原因となったやりとりを振り返ってみる。

審査員として出演していた俳優の志尊淳（30）の名前を欽ちゃんが「ちほう、ちへん…」と噛んでしまい、羽鳥アナからフォローされるも「ちそんさん」とやっぱり噛んでしまう。

審査員に感想を求められたアンミカ（53）がコメントすると、欽ちゃんが「長すぎ！」とツッコミ。

プロ卓球選手の伊藤美誠（24）のコメントにも、欽ちゃんが彼女の話を途中で「話が長い！」とツッコミ。

審査員席の左端に座っていたくりーむしちゅーの上田晋也（55）。ズラリと並んだ審査員が右から順にコメントをするなか、上田が“オチ”を任されるも、欽ちゃんから「オチが悪かった」と強めの当たり。

なぜここまで炎上してしまったのか？　テレビ誌ライターが分析する。

「まず、欽ちゃんは番組冒頭で“時間がない”ことを訴えています。その“フリ”があって、審査員を突っ込んでいく流れができたので、厳しめのツッコミは欽ちゃん的には“ネタ”だったんだと思います。

生放送という緊張感の中で、欽ちゃんのキャラを生かした仕切りではあったと思いますよ。

ただ、周囲のタレントが“欽ちゃん慣れ”していないため、ピリピリとした空気感があり、それが視聴者にも伝わってしまった気がしますね」

“彼”がいたら、こんなに炎上しなかったとも。

「やはり長年のコンビである元SMAPの香取慎吾さん（48）がいなかったことが大きかったかもしれませんね。香取さんは2002年から二十年以上、仮装大賞で欽ちゃんの隣でMCをしていて、欽ちゃんを知り尽くしています。彼がいたら、欽ちゃんの強めの当たりのクッションになって、現場の空気も柔らかくなっていたはずですよ」（前出・テレビ誌ライター）

とはいえ、コンプライアンスが厳しくなった今、欽ちゃんの笑いもなかなか受け入れられなくなってきたのかもしれない――。

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