「9月7日に最終回を迎える日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)は、清水容疑者の出演シーンをカットして放送されるとのことです。また、29日から始まる連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)でも、清水容疑者の降板が明らかになりました」(テレビ局関係者)

9月3日早朝、麻薬取締法違反の疑いで、同居する20代女性とともに逮捕された俳優・清水尋也容疑者(26)。

一夜明けた4日午前に勾留先の東京湾岸署から送検されたが、捜査で明らかになった供述が注目を集めている。

「警察関係者によれば、今年に入ってから清水容疑者が大麻を使用しているという情報があり、警視庁が捜査を進めていたそうです。容疑の内容は、清水容疑者が7月10日までに、同居する20代女性と東京都杉並区にある自宅で乾燥大麻を所持したというもの。

3日早朝に行われた家宅捜索では、自宅から乾燥大麻が約0.4グラム見つかり、警視庁は午後に2人を再逮捕。捜査員が自宅に入った際、清水容疑者はベッドで寝ていたそうです。2人は取り調べに対して、『大麻を持っていたことは間違いありません』と認めています」(スポーツ紙記者)

所属事務所も対応に追われているようだ。3日に発表した謝罪文では、《弊社も今回の件を今朝のニュース速報で初めて知り、大変困惑しております》とコメントするなど寝耳に水だったことが窺える。

だがそのいっぽうで、清水容疑者は大麻を常習的に使用していたという。

「警察関係者によれば、清水容疑者が最初に大麻を使用したのは、20歳のときに語学留学先の米国ロサンゼルスで招かれたホームパーティーでのことだったそうです。帰国後も日本で吸うようになり、『収入が増えた24歳ごろから吸う量が増えた』と話しているようです。取り調べでは『最後に大麻を吸ったのは昨日』とも供述していたそうなので、日常的に吸っていたものと見られています」(前出・スポーツ紙記者)

だがそのいっぽうで、清水容疑者は入手ルートについては「どこで買ったかは言えません」と“黙秘”しているというのだ。

この情報に、ネットでは批判する声が続々。

《入手ルートを言えないのが更に怪しい》
《仲間を庇っているかのように感じられ、これでは反省しているとは思えないと思われても仕方がないかと》
《どこから入手したのか白状してほしいです どこから購入できると知ったのか、どこで売買してるのか 元締めはどこか 根掘り葉掘り捜査してほしいです》

本誌取材では、あるテレビ局関係者が薬物に手を染めてしまった清水容疑者の“前兆”について、こう語っていた。

「清水さんが仲良くしている芸能関係者には“薬をやっている”という噂があったんです。その後、その芸能関係者は“もう薬から抜け出した”とも聞いてはいましたが……。とはいえ、清水さんの交友関係は怪しいと思っていたので、今回の逮捕劇にはあまり驚きませんでしたね」

’12年公開の映画『震動』で俳優デビューを果たして以降、高い演技力が評価されてきた清水容疑者。’21年には連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK)で朝ドラデビューを果たし、『19番目のカルテ』でも主要キャラクターを演じるなど注目株の若手俳優として軌道に乗っていたところだった。

逮捕によって仕事に支障が生じ始めているが、入手ルートを“黙秘”している背景について、ある芸能関係者はこう推察する。

「清水容疑者が入手ルートを明かさないのは、“誰かを庇っている”、“報復を恐れている”などの事情が考えられるでしょう。また、入手ルートを明かさない限り再犯の恐れも懸念されそうで、いずれにしても清水容疑者にとっては不利に働くのではないでしょうか。

また、『東スポWEB』の報道によれば、清水容疑者は一緒に逮捕された同居女性と接触できないようになっているといい、事実であれば2人の間で“口裏合わせ”は難しそうです。とはいえ、警察の捜査によって入手ルートや具体的な売買の経緯などが判明すれば、芋づる式に逮捕者が出てしまう可能性もあり得るかもしれません」

この先も、清水容疑者の一挙手一投足が注視されそうだ――。

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