9月3日、俳優の清水尋也容疑者(26)が自宅で大麻の成分を含む植物片を所持したとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。
‘12年のデビュー以来、‘14年の映画『渇き。
「清水容疑者は小学校に上がるタイミングで両親の離婚によって母子家庭になり、母親は清水容疑者と、その兄で同じく俳優の清水尚弥さん(30)を女手一つで育て上げました。しかし、その母親は清水容疑者が21歳のときに心臓の病で急逝しています。
清水容疑者にとって、母親は非常に大きな存在でした。もともと松竹歌劇団のダンサーだった母親の影響で清水容疑者も音楽好きになったそうで、音楽の趣味もかなり似ていたようです。
また、‘20年4月のブログで、《ずっと家にいます》《母親のご飯信じられないくらい美味しいし。やっぱり自分の1番落ち着く場所はここだなーと日々実感しております》と綴ったり、インタビューで《母からの遺伝だと思いますが、お酒が弱い》と笑いながら話したことも。良好な親子関係を築いていたようです」(芸能関係者)
そんな母は清水容疑者の芸能界入りを誰よりも応援しており、心強い味方だったという。その分、愛息に対してときに厳しい言葉をかけることもあったそうだ。
「母親は清水容疑者に対し、『雰囲気でどうにかなってるタイプだから、調子に乗るなよ』とたびたび釘を刺していたそうです。清水容疑者の醸し出すアンニュイな雰囲気を評価しつつ、そこに甘えるなという意味だったのでしょうね。
また、『好きなだけ遊んで良い。でも、やることはやりなさい』と、口酸っぱく言っていたといいます。清水容疑者はその言葉から『何をするにしても責任は伴うし、やることが大きければ大きいほど、責任も大きくなっていく』と学び、常にそのことを自覚して行動するようにしていると語っていました。
ですが、今回の逮捕で重要な役どころを演じていたドラマ『19番目のカルテ』(TBS系)の7日放送の最終回では出演シーンをカットされることに。29日からスタートの連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)にも出演予定でしたが、取りやめになったと発表されました。亡き母親の教訓を裏切り、“責任”を放棄してしまった清水容疑者はいま何を思うのでしょうか」(前出・芸能関係者)