今年3月に解散したお笑いコンビ「パンプキンポテトフライ」が、9月1日に再結成を報告した。ツッコミの谷拓哉(33)とボケの山名大貴(34)の2人からなる同コンビは、2013年に高校の同級生で結成。

2021年の「ABCお笑いグランプリ」で決勝、2021~2023年の「M-1グランプリ」で準々決勝に進出するなど、将来が期待される注目コンビだ。

お笑いコンビの解散はよく聞くものの、わずか半年で「再結成」するのは珍しいケースだろう。ただ、今回の報告はネット上で、《ビックリしたけど嬉しい》《元サヤよかった》などと好意的に受け止められているようだ。

そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、お笑い好きな20~70歳の男女500人を対象に「再結成してほしいお笑いコンビ」についてアンケート調査を実施した。

第3位は、ベテランコンビの「雨上がり決死隊」だ。

1989年に宮迫博之(55)と蛍原徹(57)で結成された同コンビは、2021年に結成32年で解散することに。解散発表は、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の特別編として緊急配信され、2人を慕った芸人たちも出演する異例の形式でおこなわれた。解散のきっかけとなったのは2019年の宮迫の「闇営業問題」。テレビ出演がなくなった宮迫の復帰を待ち続けた蛍原だったが、宮迫がYouTubeに注力する姿などを見て方向性のズレを感じ、解散を決心したという。

かつて同コンビの冠番組だった『アメトーーク!』には、今も蛍原が1人で出演を続け、人気を維持している。しかし、コンビでの掛け合いや宮迫のトーク力が番組を盛り上げる要素の一つだったことも事実。2人でMCをする番組をもう一度観たいという声が多くあがった。

《2人の掛け合いが面白かったから》
《2人MCのアメトーークをもう一度見たいから》
《話が面白くて楽しかったのにもったいないです》
《またアメトーークで、宮迫のまわしを観たい》

第2位には「ロンドンブーツ1号2号」がランクインした。

1993年に結成し、翌年のオーディションに合格して吉本興業に所属することとなった同コンビ。田村淳(51)の赤髪、田村亮(53)の金髪をトレードマークに早くから人気を集め、1999年には冠番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)がスタートした。

2025年6月にコンビの解散を発表したのも、この『ロンドンハーツ』内でのことだった。2019年の闇営業問題をきっかけに事務所を離れた亮と、事務所に残って活動を続ける淳の話し合いにより「屋号を一回おろしてそれぞれやりたいことを」という結論に至ったという。解散した今も2人は揃って同番組への出演を続けている。それぞれのやりたいことを尊重する姿勢、番組からも伝わる仲の良さがコンビ再結成への期待感を高めている。

《2人とも好きだから》
《また2人で並んでるところを見たいから》
《とても仲良さそうだし番組にも一緒に出てるし、解散する必要はなかったと思うから》
《いいコンビだなぁって思っていたので》

第1位に選ばれたのは、実力派漫才師だった「和牛」だ。

2006年に吉本興業のタレント養成所「NSC」で同期だった水田信二(45)と川西賢志郎(41)で結成。正統派漫才をウリに「M-1グランプリ」では、2015年から5年連続で決勝に進出、2016年からは3年連続準優勝という実績を持つ。その漫才の完成度で、一般のファンを魅了するだけでなく、芸人からも一目置かれる存在に。2023年12月の解散発表時にはファンだけでなく、芸人仲間からも驚きの声があがった。

解散のきっかけは水田の複数回の「遅刻」とも、「漫才に対する姿勢の違い」とも言われている。それぞれの道を歩む2人が再結成することは考えづらいかもしれない。しかし、芸人仲間も惚れ込んだ「和牛の漫才」をもう一度観たいと願うファンは多いようだ。

《漫才が俊逸だったから》
《解散前から一番面白いと思っていたので》
《正統派漫才で実力があるのにもったいない》
《毎年M-1グランプリで見るネタが面白かったから》

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