「来年4月期のTBS系列『日曜劇場』で、堤さんが主演に内定しています。堤さんが『日曜劇場』に主演するのは2回目です」

こう話すのはテレビ局関係者。

主演映画『木の上の軍隊』が公開中の堤真一(61)だが、’26年の出演情報が早くも明らかになった。

「堤さんが主演する『日曜劇場』は、障がい者ラグビーを題材にした作品だと聞いています。堤さんが『日曜劇場』の主演を務めるのは’99年の『ザ・ドクター』以来実に27年ぶりなんです」(前出・テレビ局関係者)

堤ほどの俳優にしては意外なブランクだが、

「’13年に長女、’17年に次女が誕生してから、堤さんはとにかく“娘が最優先”。飲みに出かけることはほとんどなくなり、空いた時間はすべて娘との時間に充てているそうです。仕事の合間に一度帰宅して、娘たちの顔を見てから撮影現場に戻ることもあるほどだといいます。

連続ドラマの主演となると、撮影が朝から晩まで続き、休日もなかなか取れないハードスケジュールになります。娘と過ごす時間を確保したい堤さんは、連ドラの主演から遠ざかりがちだったのです」(制作関係者)

堤の子煩悩には、実父からの遺訓も関係しているようだ。

「堤さんのお父さんは東大受験を勧められるほど優秀で、外交官になる夢を抱いていたそうです。しかし経済的な事情から断念。サラリーマンとしての実直な働きぶりが評価されても、“転勤となると家族にも負担をかける”と栄転を断ったこともあったといいます。

お父さんは生前、幼少期の堤さんを撮った写真を大切にしていたそうです。この“家族ファースト”の姿勢が堤さんにも受け継がれているのでしょう」(前出・制作関係者)

今回『日曜劇場』の主演を引き受けたのも、家族への思いがあったからだという。

「愛娘2人も堤さんの出演作を見るそうですが、『とと、最近悪い人の役が多いね』と悲しそうに言われたことがあったそうです。

今回の『日曜劇場』はシリアスな悪役ではないようなので、家族で一緒に見られるというのが決め手だったようです」(前出・テレビ局関係者)

堤といえば今年2月から、Netflixで’00年の出演ドラマ『やまとなでしこ』(フジテレビ系)が配信されている。

「最高視聴率30%を超えた“伝説の月9”ですが、松嶋菜々子さん(51)演じる桜子の“肉食女子”ぶりが若い世代の間でも話題になっています。すでに名優として定着している堤さんにも新たなファン層が生まれているのです。

このタイミングでの『日曜劇場』となると、新たな視聴者を取り込めそうですね。娘たちにとっても“自慢のパパ”となることでしょう」(前出・制作関係者)

日曜劇場史上最長の“主演ブランク”も、愛娘のために乗り切る!

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