「オダギリ監督の書かれた脚本が近年まれにみる奇想天外さでして、一度読んだだけでは全くわからなかったんです。でも、そのわからなさに強く惹かれてしまいまして、飛び込んでみたいなと思って出演を決めました」
女優・深津絵里(52)は9月3日、都内で行われた映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の舞台挨拶に久々に登壇。
8年ぶりとなる深津のスクリーン復帰に注目が集まるなか、本誌が目撃したのは“影の伴走者”の存在だった。
「深津さんは舞台上で、艶やかな黒いキャミソールドレス姿で観客を魅了しました。そのスタイリングの担当は長年交際をしているSさんでした。Sさんはドレスを用意するだけではなく、舞台挨拶が行われた映画館にも、アシスタントたちを連れて来ていたのです」(映画関係者)
2人の出会いは’02年放送の深津の主演ドラマ『恋ノチカラ』(フジテレビ系)でS氏がスタイリングを務めたことがきっかけ。’06年には『FRIDAY』に相合傘姿を報じられ、交際が明らかになった。以来、19年にわたって同棲生活を続けている。
「Sさんは深津さんのほとんどの現場に同行しているそうです。’21年の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK)出演時もSさんは大阪での長期撮影に同行し、彼女を支えていたと聞いています。
今回の映画のクレジットにはSさんの名前は載っていませんが、深津さんの専属スタイリストとして少なからず関わっていたのでしょう」(前出・映画関係者)
S氏とアシスタントたちが映画館の次に向かったのは、やはり都内にある老舗レコーディングスタジオだった。
「そのスタジオでは、深津さんら映画の出演者たちの収録が行われていたそうです。いわゆる“番宣”ですね」(芸能関係者)
前出の映画関係者によれば、
「公私にわたってパートナーの深津さんとSさんですが、仕事現場には別々に現れ、別々に引き上げるようにしているようです。
女優としてスクリーンに戻ってきた深津。そのかたわらには、常にS氏の存在があった。