「成年皇族としての自覚を持ち、その務めを果たしてまいりたいと存じます」

19歳のお誕生日を迎えた9月6日、皇室で40年ぶりとなる成年式に臨まれた悠仁さま。中心的儀式「加冠の儀」では、秋篠宮ご夫妻に冒頭のように抱負を述べられていた。

「悠仁さまは成年式に向けてリハーサルを重ねるなど、ご準備に専念してこられました。本番当日は緊張もおありだったと思いますが、堂々たるお振舞いが印象的でした」(皇室担当記者)

悠仁さまは成年式のご奉告のため、8日に伊勢神宮や神武天皇陵を、9日に武蔵陵墓地を訪問されている。その際、駅周辺や沿道には悠仁さまを一目見ようと、日の丸の小旗を手に大勢の人々が集まるなど、日本全体に祝福ムードが広がっていた。

そんな成年式の余韻が冷めやらぬなか、さっそく悠仁さまにお出ましの機会が――。

宮内庁は9日、悠仁さまが姉の佳子さまとご一緒に、「東京2025世界陸上競技選手権大会」に出席されることを発表したのだ。「世界陸上」の東京開催は、’91年以来34年ぶりのこと。13日に国立競技場での開幕が予定されており、佳子さまと悠仁さまは16日のイブニングセッションを観戦されるという。

「世界陸上」を放送するTBSでも佳子さまと悠仁さまのご臨席は報じられ、Xでは早くも感激する声が上がっている。

《9月16日に御姉弟でお出ましですって~ これは楽しみ~》
《えっっめちゃくちゃ楽しみ 久々に世界陸上見ます》
《きゃ~~~嬉しい!姉弟での公務。見目麗しいお二方を早く見たいです》
《紀子さまと佳子さまの香川お成りが発表された同日に、姉弟での御公務も発表が!楽しみすぎる》

サプライズ的な発表ともいえるが、佳子さまといえば’14年12月に行われた成年に際しての記者会見で、悠仁さまについてこう話されたことがあった。

「私は幼い頃から弟か妹が欲しいと思っておりましたので、弟が生まれたときは非常にうれしかったことをよく覚えております」

悠仁さまが幼いころから一緒に遊ぶなどし、そばで弟を見守り続けてきた佳子さま。’23年9月には、佳子さまが悠仁さまの高校の文化祭をお忍びで訪問され、親しげに悠仁さまと会話をされていたことが一部で報じられたこともあった。

弟である悠仁さまが成年皇族となられたことは、佳子さまにとっても大変喜ばしいことだろう。お二方の今後のご活動について、前出の皇室担当記者はこう推察する。

「悠仁さまは秋学期以降も、学業を優先しながらご公務に臨まれるということです。最近では、佳子さまが愛子さまとご一緒にお出ましになる機会もございますが、これからは悠仁さまとの“ペアご公務”が増えていくかもしれません。

悠仁さまにとって、ご公務の経験が豊富な佳子さまの所作などはお手本になりますし、なにより気心の知れたお姉さまの存在は大きな支えになることでしょう。それと同時に、悠仁さまが成年皇族として成長されていくお姿は、佳子さまの励みにもなるものと拝察いたします」

皇室の未来を担う成年皇族として、お二方のご活躍に期待が高まっている。

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