「そんな食べたいもの食べて、飲みたいだけ飲んで。で、当時としては長命で83歳まで生きたので。

だから節制って何なのかな?って思いながら、ちょっと尊敬してますね。生き方は」

9月8日に放送された『ネプリーグSP』(フジテレビ系)に出演し、尊敬するドイツの偉人ビスマルクについてこのように語ったのは、有名予備校講師でタレントの林修先生(60)。

林先生といえば、講師を務めていた東進ハイスクールのテレビCMで発した「いつやるか?今でしょ!」が話題となり、‘13年に新語・流行語大賞の年間大賞を受賞して一躍有名に。

同年にワタナベエンターテインメントに所属して以後、現在に至るまで情報番組やバラエティ番組を中心にコメンテーターやタレントとして活躍し続けている。

「メディアの調査・分析を行うニホンモニター株式会社の調べによると、‘25年上半期における『タレント番組出演本数ランキング』で、林先生は262本で5位を記録。彼は‘20年にタレント番組出演本数ランキングで5位を記録して以来、現在まで5年連続で400本以上の番組にコンスタントに出演し続けています。

’24年に発表された『令和タレント番組出演本数ランキング』でも、ハライチ澤部佑さん(39)、チョコレートプラネット長田庄平さん(45)・松尾駿さん(43)らを抑えて6位を記録。アイドルでもお笑い芸人でもない方で、これほどの人気を集めているタレントはここ最近でも林先生ぐらいだと言っても過言ではないでしょう。

林先生は、現代でも予備校講師として活躍されており、年に5000万円ほどの収入があるといわれています。それにテレビ番組への出演や企業などでの講演、CMの広告料などを含めれば、年収は2億円は下らないのではないのでしょうか」(広告代理店関係者)

順風満帆なタレント生活を送っている林先生。そんな彼は、最近、“億ション”も購入していたという。

「林さんは、2年前に自ら代表取締役を務める個人事務所の名義で名古屋市内のタワーマンションの部屋を一括で購入しています。

コンシェルジュサービスやジム、ゲストルームなども備えた高級タワーマンションです。

同市のなかでも高額な物件で、売り出し当時でも1億円は優に超えていたようです。昨今の物価高騰を鑑みると、物件の価値はさらに上昇しているとみていいでしょう」(不動産関係者)

林先生は、おもに地元の名古屋と東京を仕事で往復する“二拠点生活”をしている。そして、彼はタレント活動の拠点である東京にもゴージャスな自宅を構えているという。

「4年前に林さんは、都内の閑静な高級住宅街に3階建ての自宅を建てているのです。土地の大きさは約230坪で、現在の一坪当たりの値段を考えると土地だけで8億円近くの価値があるとみていいでしょう。

建物の延べ床面積は約370平米ほど。現在の物価状況を考慮に入れると、付帯設備含めてその価値はおよそ2億円だと推定されます。土地と建物を合わせると、林さんの自宅の価格は約10億円にも上るはずです」(前出・不動産関係者)

前出の広告代理店関係者が続ける。

「林先生は、新卒で入社した銀行を5カ月ほどで退職した後に、友人と共に投資顧問会社やIT企業の先駆けのような会社を起業したそうですがうまくいかず、株取引やギャンブルの失敗なども含め一時は1800万円もの借金を抱えた時期があったそうです。予備校で教えていた時のモチベーションも、多額の借金を返済することにあったといいます。

しかし、予備校講師およびタレントとして人気を集めてからは、証券会社や銀行が主催する投資運用セミナーなどで頻繁に講演を行っており、現在ではお金の使い方や資産の運用などにはシビアな視点をもっているようです。

現在の林先生が高級マンションや豪勢な自宅を建てることができたのも、お金に関する過去の失敗を踏まえた反省によるところが大きいのではないでしょうか」

豪邸の購入時も、やはり「今でしょ!」という心境だったのか――。

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