「地獄に堕ちるわよ」
葉に衣着せぬ自由奔放な物言いで人気を博した細木数子さん(享年83)。冒頭の彼女の代表的なフレーズをタイトルにしたNetflixシリーズ『地獄に堕ちるわよ』が2026年に全世界配信されることがわかった。
’80年代、細木さんが独自に編み出した“六星占術”に関する書籍が大ヒット。手がけた書籍は100冊を越え、売り上げは累計で6500万部以上ともいわれている。2000年代に入ると、お茶の間を沸かせるように。
「とくに細木さんの“人生相談”モノが人気を博し、20%を超える高視聴率を獲得した番組もありました。当時は、各局がこぞって細木さんを起用したがりましたね」(テレビ局関係者)
今回のドラマ化が発表されると、SNSでは細木さんとある芸人とのやりとりが再燃していて――。
《レイザーラモンHGが占い師・細木数子さんにブチ切れられるやつ何度見ても好き》
《細木数子が映画化されるってことは、レイザーラモンHGの全盛期が見られることと同義なのではないか》
《細木数子映画化でレイザーラモンHGのレザー全開ブチギレ全盛期が蘇るなんて、2026年Netflixがカオスで最高の予感しかしないわw》
《戸田恵梨香版の細木数子ドラマ、HGにブチ切れるシーンは入れてほしいね》(すべて原文ママ)
’05年、細木さんの人生相談バラエティ番組『ズバリ言うわよ!』(TBS系で’04年~’08年放送)に出演したのは、当時ブレイク中だったレイザーラモンHG(49)。そこで“事件”は起きた。
「HGさんはあの“腰振り”を細木さんの前で披露。彼の芸風ですから当然です」(テレビ誌ライター)
「細木さん! 見てください!」と言いながら腰を振りまくるHGを、「気持ち悪い」と細木さんは一喝。
「HGさんが一喝した細木さんに対して、“このような腰を振る行為がなければあなただって生まれてくることはなかった”というような趣旨の発言をしようとすると、細木さんがその言葉を遮って激怒。
HGはめげずに「手相じゃなくて、腰の相を見てくださいよ~!」などと応戦したが、細木さんも「腰を振るのをやめなさい!」と激怒し続けた。
「放送ではカットされた部分もありましたが、“腰を振る”“やめなさい”というやり取りは30分ほど続いたそうです。HGさんは番組スタッフからGOサインが出ていたのでやったわけですが、結果的に謝罪する形に」
細木さんのマジギレとHGの勇気。伝説となった名シーンはドラマで描かれるのか、それとも──。