8月29日に、結婚と第一子の妊娠を発表した女優・趣里(34)と「BE:FIRST」のRYOKIこと三山凌輝(26)。9月14日放送の情報番組『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)では2人の結婚を特集し、MCを務める上沼恵美子(70)が“親心”を代弁する一幕があった。
2人の結婚をめぐっては祝福ムード一色とはいかず、4月下旬に「週刊文春」で報じられた三山の“婚約破棄トラブル”が尾を引くこととなった。
「三山さんの“婚約破棄トラブル”とは、人気YouTuberのRちゃんこと大野茜里さんに総額1億円以上を貢がせていたというもの。2人は婚約していましたが、三山さんの浮気によって破局してしまったといいます。そんななか、時を置かずして趣里さんと三山さんが結婚することが報じられたのです。三山さんにトラブルが報じられた直後とあって、結婚に反対する声が相次ぐことに。本来であれば、2人は5月に結婚を発表する予定だったそうですが、結局見送られることとなりました」(芸能関係者)
さらに8月25日配信の「Smart FLASH」では、2人揃って区役所を訪れていたことが報じられ、趣里のお腹がぽっこりと膨らんでいたことも伝えられた。世間から関心が集まるなか、この報道から4日後に結婚が発表されたのだった。
趣里の母・伊藤蘭(70)は娘の結婚に、インスタグラムを通じて《心からおめでとう》と祝福のメッセージを寄せていた。しかし、父・水谷豊(73)はいまだ沈黙を守ったまま――。
『上沼・高田のクギズケ!』では、趣里と三山が結婚に至るまでのこうした流れを説明。さらに、出演者である元講談社の編集長・藤谷英志氏は、水谷が趣里の幼稚園の送り迎えを毎日していたことや、“ママ友”の家でお茶をしながら情報交換していたというエピソードを披露していた。
このエピソードに「そんなことまでしてはったん」と驚いた上沼は、「どんな相手でも反対しはるよね、花嫁の父はどうしてもね」とコメント。
MCの高田純次(78)から「下手に反対しない方がいい?」と尋ねられると、上沼はこう返したのだった。
「反対したからいうて、『そうか、じゃあ止めます』ってならないから。水谷さんが恨まれるだけやから」
この後も「しゃあない」「子供さんもできてるわけやからね」などと述べ、一貫して水谷の“親心”に寄り添うような持論を展開した上沼。この発言を取り上げたネットニュースのコメント欄では、次のように理解を示す声が上がっていた。
《反対する気持ちは痛いほどわかるけど、反対したらダメってのはめっちゃわかる》
《結婚を認める=賛成ではない。反対はしてるけど成人した子供の決断をただ見守るしかできない親心。そう、子供は反対されてもきかないんだよ》
《子供は親の所有ではないから尊重しないと仕方ない。たとえ将来問題が起きても自己責任だから。親は一生子供の心配をするものなんですね》
「水谷さんは趣里さんの恋愛に口出ししない姿勢を貫いてきただけに、三山さんのトラブルには相当ショックを受けたといいます。結婚を機に三山さんが水谷さんの個人事務所に所属する計画もあったそうですが、白紙になったと聞いています。
水谷さんは“娘の選んだ人だから否定はしない”という考えのようですが、三山さんにトラブルがあったため完全に祝福できているわけではないといいます。
一度悪化してしまった水谷さんの心証を変えることは難しいかもしれませんが、三山さんがどれだけ誠実さを貫けるかにかかっているでしょう」(前出・芸能関係者)
’15年に長男と次男が立て続けに結婚したことが一部で報じられていた上沼。水谷のようなトラブルはなかったが、子供が巣立っていく親の気持ちは同じなのかもしれない。