週刊誌やワイドショーなどでは、日々多くの芸能ニュースが取り上げられる。恋愛・結婚などのおめでたい内容だけでなく、ときに「不祥事」が取り沙汰されることも。

最近はSNSの普及により情報が拡散されやすく、芸能人の不祥事は炎上し、大きな話題となることも少なくない。

不祥事を起こしてしまった芸能人の中には、仕事を続けられる人もいれば引退せざるを得なくなった人も。芸能活動には、視聴者の好感度が非常に重要であることは言うまでもない。

そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の女性1000人を対象に、ここ数年で不祥事を起こして謹慎等を余儀なくされたタレントのなかで「一生テレビで見たくないと思う人」についてアンケート調査を実施した。

まずは第10位から第7位を紹介する。

第10位はベッキー(41)。2016年、『週刊文春』に川谷絵音(36)との“ゲス不倫”を報じられ、芸能活動を一時休業することに。優等生キャラで好感度が非常に高かっただけに、同誌に報じられた《全く反省をしていないように見える》LINEのやり取りが世間の嫌悪感をより強く煽った。

第9位は広末涼子(45)。広末はこれまでに不倫や交通事故などの不祥事を起こしており、《倫理観がない》といった指摘が。倫理観の欠如といえば、“真剣交際”していた神田沙也加さん(享年35)を亡くなる直前に罵倒していたことが報じられた前山剛久(34)への非難の声は根強く、第8位にランクイン。アンケートでも《罪を感じず何回も復帰しようとする事が本当に許せない》や《人としてどうかと思う》など、強い批判の声が寄せられた。

第7位は四代目市川猿之助(49)。2023年に父・市川段四郎さんと母・延子さんと一家心中を図るという前代未聞の事件を起こした猿之助は、両親に対する自殺ほう助の罪に問われ、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡された。アンケートでは、《人の生死にかかわる事件なので、不祥事のレベルが違う》や《やったことが他と違いすぎる》などという声があがっていた。

次に、第6位から第4位を紹介する。

第6位は田代まさし(69)。田代に不快感を抱く人が多いのは、覚醒剤の使用や盗撮で何度も逮捕されているためだろう。現在は自身のYouTubeチャンネルや講演会などで薬物の怖さを訴える活動をしているが、逮捕歴が多すぎるために信用は取り戻せておらず、本当に改心したのか怪しむ声が多かった。

田代の例から見てわかるように、不祥事が繰り返されると“反省していない”と受け止められ、世間からより強い反感を買う。今年4月の田中圭(41)との不倫報道に続き、9月に坂口健太郎(34)との“三角関係”が報じられた永野芽郁(25)もその1人で、第5位にランクインしてしまった。清純派女優から一転、“男好き”や“略奪”のイメージが定着し、今やすっかり“女性の敵”に……。アンケートでは、《男たらしで、このタイプの女が一番嫌いだから》や《ぶりっ子で気分がわるい》などの声が寄せられた。

第4位は東出昌大(37)。

東出は、元妻・杏(39)が子育てに奮闘している間に不倫。離婚後は3人の後輩女優と山で自給自足の狩猟生活を送っていたことが、2024年1月放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で明らかになった。2024年8月には、自身のYouTubeチャンネルで3人の女優のうちの1人との“デキ婚”を公表し、世間の拒否反応は決定的なものに。アンケートでは《女性を馬鹿にしていると思うから》といった声のほかに、《反省の色が見えない》などの意見があがっていた。

ここからはトップ3を紹介。第3位は渡部建(52)だ。

お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部は2020年6月に複数の女性との不倫問題が報じられた。当時、MCなど多くのレギュラー番組を抱える売れっ子芸人だったが、この報道をきっかけにすべての活動を自粛する事態に。

特に大きな話題となったのが不倫の内容だ。多目的トイレを利用していたことや不倫相手に1万円を渡していたことなどに、ネット上では《倫理観の欠如》《女性軽視》などと批判が殺到。特に女性からは、妻・佐々木希(37)を裏切った渡部の行為に対する怒りの声が多くあがった。

2022年より芸能活動を再開した渡部だが、現在はWEBメディアでの活動が中心となっている。

渡部の不祥事は、ただの不倫とは一線を画すものと捉える女性が多いようで、騒動から5年が経過してもイメージの回復には至っていない。

《あんなかわいい奥さんを裏切ったから》
《不祥事の内容が酷すぎた》
《女性を自分のストレスや快楽のはけ口にし、扱い方が酷すぎる》
《やったことは女性目線から到底許されない》

第2位は中居正広(53)。

国民的アイドル「SMAP」のリーダーとして、圧倒的な知名度を誇った中居の不祥事が報じられたのは、2024年12月のこと。2023年6月、元フジテレビの女性アナウンサーとの間に“性的トラブル”を起こしていたという内容だった。被害女性が所属していたフジテレビの“隠蔽体質”を問題視する声も高まり、大きな騒動になったのは記憶に新しいだろう。

中居は報道された内容の詳細を語ることなく、今年1月に芸能界引退を発表。その後フジテレビが設置した第三者委員会では、中居の行為が「性暴力」と認定されている。第三者委員会の報告書で明らかになった内容に対し、ネット上では《許せない》《ひどすぎる》など、女性を中心に強い嫌悪感を示す声があがった。また、中居の引き際には《逃げた》《反省していない》との声も多く、活動再開は現実的ではないだろう。

《とてもひどい事をしておいて、まったく反省しているように見えないから》
《説明責任を果たさずに、自分の立場を守ろうとしているから》
《やったとされることが普通なら許されないことだと思うから》
《事が大き過ぎてダメージが大きく、テレビに出演している姿を全く想像できない》

そして、残念ながら第1位に選ばれてしまったのはフワちゃん。

2024年8月にお笑い芸人のやす子(26)に対し、不適切な投稿をおこなったフワちゃん。すぐに投稿を削除して謝罪したものの、SNSを中心に大炎上する事態に。

出演番組・CMは放送休止になり、芸能活動を自粛することとなった。

もともとフワちゃんには、明るく自由奔放で個性的なキャラクターを好ましく思う人がいる一方で、「共演者への態度」「遅刻」「タメ口」などでネガティブな印象を持つ人も少なくなかった。不適切な投稿は“いじめ”と捉えられ、そうしたマイナスイメージをさらに加速させる結果に。復帰はいばらの道であり、心からの反省とキャラクターの路線変更が不可欠かもしれない。

《不祥事を起こす前からテレビでの態度がよくなかったから》
《最低限礼節を知らないできない人間は人の前に出たらいけないと思うので》
《もともとあまり好きではないし、やったことが良くなさすぎる感じがする》
《命を軽んじる人をテレビで見ると不快になるからです》

■女性1000人が選ぶ「一生テレビで見たくない不祥事タレント」ランキング

1位:フワちゃん 159票
2位:中居正広 107票
3位:渡部建 87票
4位:東出昌大 46票
5位:永野芽郁 45票
6位:田代まさし 44票
7位:四代目市川猿之助 30票
8位:前山剛久 28票
9位:広末涼子 27票
10位:ベッキー 24票

実施期間:2025年9月17日
調査対象:20~60代の女性1000人
調査方法:WEBでのアンケート
『WEB女性自身』調べ(アンケートツール『Freeasy』を使用)

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