「韓国の“国民的スター”であった坂口さんですが、今回の渡韓では、これまでのような歓迎ムードはありませんでした。韓国のSNSでは、彼を強く非難する声も上がっています」(スポーツ紙記者)

9月17日、坂口健太郎(34)は韓国で開催された第30回釜山国際映画祭の開幕式に出席。

同映画祭には坂口の主演映画『盤上の向日葵』が出品されていた。

「レッドカーペットでは、ファンや報道陣の呼びかけに応じて、坂口さんが人さし指と親指を交差させて作るハートのポーズを見せる一幕も。“平常運転”かと思いきや、SNS上では、少し痩せたのではといった指摘が上がっています」(前出・スポーツ紙記者)

9月11日発売の『週刊文春』で交際期間4年以上になる3歳年上のヘアメークアーティスト・A子さんと都内高級マンションで同棲していたことが報じられた坂口。並行して、女優・永野芽郁(25)とも親密な関係にあったという。

永野の所属事務所は同誌の取材に対して、過去に交際していたことを認めていた。

「坂口さんは’15年に、朝ドラヒロインの波瑠さん(34)、’16年に高畑充希さん(33)と交際報道があった芸能界きってのモテ男です。

ただ真面目なイメージがあったために、二股報道は世間を驚かせました。坂口さんの所属事務所は、『週刊文春』の取材に対して、“世界で活躍する俳優になるために報道をきっかけに破局を決断した”などとコメントしています。

年上彼女を切り捨てたとの見方もあり、大人気であった韓国などで波紋がひろがっています」(前出・スポーツ紙記者)

泥沼の三角関係に陥っていた坂口。女優、スタッフともに魅了するのには理由があるようだ。映像制作関係者はこう証言する。

「坂口さんはカメラが回っていないところでも、バラエティ番組に出ている雰囲気のままで、終始穏やか。

芸能人特有の“とっつきにくさ”がまるでないんです。飾らない人柄で男女関係なく好かれていますね」

坂口は、’24年11月に配信されたWEBメディア「ぴあ映画」のインタビューで、撮影時に心がけていることを語っていた。

《やっぱり現場ってしんどいことも多いから、僕は現場で働く人たちにできるだけ楽しみを見つけながら働いてほしいなと思っているんですね。(中略)特に僕もキャリアを積んで、現場での自分の声というものが強くなっているのを感じているからこそ、そういう影響力をプラスの方で活用していきたいなって心がけていますね》

そんな坂口は現場で働くスタッフのためにある行動に出ていた。

「少なくともコロナ禍前まで、坂口さんが自宅に多数のスタッフを招いて、飲み会を開催していたと聞いています。

坂口さんの家は広く、炭酸水メーカーがあり、宅飲みに最適です。レコードプレーヤーもあって、父親にもらったという500枚のレコードでBGMを流すこともできます。

映像作品のプロデューサーや、監督、いつも依頼しているヘアメークや衣装さんだけでなく、音声や照明などの技術スタッフなど、現場で直接話すことが少ない人たちも参加していたのだとか。

連ドラでも一緒に仕事をする期間は4カ月ほど。俳優が専属でない仕事仲間を自宅に定期的に呼んで親交を深めるというのは聞いたことがないですね」(前出・映像制作関係者)

■あまり話さず、聞き役に回るタイプ

坂口主催の宅飲みはいったいどのような雰囲気なのだろうか。

「少人数でしっぽり飲むというよりは、どちらかというと大所帯で、和気あいあいとしています。

共演している俳優も参加しているそうですが、メンバーの多くがスタッフなので、それほど緊張しなくて済むといいます。

飲みの席での坂口さんは自分のことをあまり話さず、聞き役に回ることが多いです。周りが見えているタイプなので、楽しくなさそうな人がいたらフォロー。盛り上げ役の人と気さくに絡み、自ら場を盛り上げることもあるのだとか。

また坂口さんはお酒がとても強く、悪い酔い方をしません。会の終わりには、参加者の忘れ物がないかを自ら確認するなどいつも余裕を見せています。ですので、女性であっても宅飲みに警戒せずに参加できます」(前出・映像制作関係者)

’19年1月に放送された坂口の主演ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系)で、A子さんがヘアメークを担当。これがきっかけで関係を深めていったと報道されている。

「坂口さんは初対面の人に対して、愛想はいいのですが、一線を引くタイプです。無理に距離を詰めてくる人には少し、引いてしまうこともあるといいます。

簡単には人を好きにはならず、少しずつお互いを知っていき、相手の人間的な魅力に引かれていくそうです。

また“いきなり他人の肌に触れるのは抵抗がある”という坂口さんはお酒の勢いに乗じて関係を迫ることはありません。

A子さんは異性としてではなく、一人の人間として接してくる坂口さんに引かれていったのでしょう」(前出・映像制作関係者)

女性たちを籠絡する坂口だが、その魔性の魅力は計算ずくのよう。

「坂口さんはかつて、インタビューで、すぐには人を好きにならない理由を、『僕は坂口健太郎のことが大好きなんでしょうね(笑)。だから常にカッコいい男でいたいと思っているし、なかなか自分を出さない』と分析していました。坂口さんの余裕は演技の側面もあったのでしょう。

また宅飲みは、マスコミにバレないという坂口さんにとって大きなメリットがあります。“芸能人なのに撮影スタッフのため宅飲みを主催する俺”という自らに酔いしれた考えもどこかにあったのでは……」(芸能関係者)

女性たちを魅了する甘いマスクの坂口。裏の顔は“しょっぱい”面もあったようだ。

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