「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気漫画『SAKAMOTO DAYS』(原作は鈴木祐斗)の実写映画化が発表され、話題だ。主演を務めるのは、Snow Manの目黒連(28)。

「原作の主人公・坂本太郎は普段は体重140キロのぽっちゃり体型だが、本気を出すと体型が変わってスマートになるという設定。目黒さんは特殊メイクで2つの体型の坂本を演じ分けているそうです。公開は2026年ゴールデンウィークを予定しています」(スポーツ紙記者)

本誌は8月上旬の夜、東京都内にあるカフェテリアで行われた打ち上げをキャッチしていた。

「3カ月間撮影チームを引っ張ってきた主役の目黒さんが壇上に上り、ついてきてくれたスタッフ全員を見渡して、感謝の言葉を述べていました。今回の映画は目黒さんにとっても挑戦作でしたので、撮影チームの支えは心強かったことでしょう。最後には深くお辞儀をしていました」(映画関係者)

同作のメガホンを取ったのは、コメディ映画を得意とする福田雄一監督(57)。

「撮影期間は福田組史上最長で、興行収入100億円を目指しているといいます。打ち上げには200人近く参加し、大盛り上がりだったそうです。

勇者ヨシヒコシリーズ』(テレビ東京系)や、『今日から俺は!!』(日本テレビ系)など人気作品を手掛けてきた福田組にすっかりなじんだようで、目黒さんは共演者らと談笑していました」(芸能関係者)

今回の映画で、福田組に初めて参加することとなった目黒。現場での評判はというと――。

「すでに阿吽の呼吸ができあがっている福田組の撮影に、最初は緊張していたそうです。

撮影が始まると、コメディということもあり、撮影がとにかく楽しかったと話していました。

周りを固めるのも、芝居のうまい役者ばかりで、やりやすかったといいます。アクションシーンもありましたが、もともと運動神経のいい目黒さんは完璧にこなしていて、スタッフは『すごいなぁ』と感心しきりでした」(前出・芸能関係者)

福田組で充実の時を過ごした目黒だが、「打ち上げで涙を流していた」と証言するのは前出の映画関係者。

「福田監督が、打ち上げの挨拶の際に突如、“実は4年ほど前から去年まで心が病んでいた”などと明かしたのです。

さらに『テレビも映画も何も見る気が起きず、仕事はしていましたが、面白いことがなにも思いつかなかった』と説明していました。

’14年に『週刊現代』の自らの連載エッセイで、パニック障害を患っていることを公表していた福田監督。’17年公開の映画『銀魂』が大ヒットし、担当する作品の規模が大きくなっていくにつれて人知れずプレッシャーを感じていたそうです。精神面だけでなく体調も崩してしまったようで、一時入院した時期もあったのだとか。

この福田監督の告白にスタッフたちは驚き、目黒さんは涙を浮かべていましたね」

最後は涙の完成披露パーティーとなった――。

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