歌番組やライブステージを中心に歌唱パフォーマンスを繰り広げるアーティストたち。ときには生放送で音程を外して注目を集めてしまうケースも見られるが、圧巻の歌唱力で称賛を浴びる歌手も少なくない。

たとえば邦楽界の最前線を走り続けるB’zは、いまも稲葉浩志(61)の年齢を感じさせない歌声に魅了される人が絶えない。近年では、Mrs. GREEN APPLE・大森元貴(29)の低音域から高音域まで幅広くカバーする変幻自在の歌唱力も高く評価されている。

そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に「生歌がうまいと思う男性アーティスト」についてアンケート調査を実施した。

第3位はデビュー30周年を迎えた平井堅(53)。

大ヒット映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌である『瞳をとじて』をはじめ、数々のタイアップ曲をリリースしてきた平井。アンケートでは彼の幅広い音域や歌詞に合った声質を評価するコメントが多かった。

また、伴奏なしのアカペラでも安定感抜群な歌唱力も賞賛されている。平井がバーのマスターに扮する「Ken’s Bar」というコンセプトライブで、お酒のみならず彼の歌声に酔いしれたという声も寄せられていた。あいみょん(30)など多彩なアーティストともコラボしており、今後も楽曲ごとに異なるさまざまな歌声を聞かせてくれるだろう。

《低音から高音まで幅広い音域の声量がある》
《音域があり声質と歌詞がマッチして聴きやすいから》
《アカペラでも上手い》
《Ken’s Barというお酒を飲みながら聴けるライブで歌声に酔いしれたことがあったから》

第2位は唯一無二の高音が魅力の小田和正(78)。

オフコースとしてグループ活動していた頃からのファンも多い一方で、ソロとしても絶大な人気を誇る。ソロでの代表曲『ラブ・ストーリーは突然に』は、イントロを聞いただけでもこの曲だと分かる人が多いほどの知名度だ。

アンケートで支持されていたのは、やはり他に類を見ないほど美しく透き通った高音だ。年齢を重ねても衰えるどころか、表現力を増し続ける歌声は長年に渡って人々を魅了し続けている。78歳となった今もなおコンサートツアーを展開するなど、その精力的な活動ぶりには圧倒されてしまう。

《年齢的に難しい高音が出せるので》
《声が何歳になっても素敵》
《澄んだあの高音は昔からファンだった》
《年取っても高音が変わらないから》

第1位は情感溢れる歌声の持ち主・玉置浩二(67)。

安全地帯のボーカルとして知られる玉置。『田園』のような力強い楽曲から、『ワインレッドの心』に代表される切ない曲調まで、どんな曲でも感情豊かに歌い上げる。息づかいすらも表現の一部として自在に操る技術や才能は、ファンはもちろん、多くの音楽関係者から絶賛されている。

アンケートでも艶と張りのあるセクシーな歌声を称賛する声が多く寄せられていたが、その表現力は年齢を重ねるにつれて増している。最近ではYouTubeなどのネットメディアを経て、若い年代の人々にも玉置の歌声が届いているようだ。唯一無二の歌声はこれからも多くの人を惹きつけていくことだろう。

《他のアーティストからも絶賛されているから》
《歌声に艶と張りがあるから》
《年齢を感じさせない声量。年齢を重ねるごとに深みが増している》
《Youtubeで良く見聞きする曲はどれも絶品だから》

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