「正直これっぽっちも頭にきてない、俺自身は。何かがあったんでしょ? それは聞かされてないけど」
松岡は「(国分と)まだ会ってない、これから会う」とし、「そろそろ会わなきゃいけないし、電話じゃ限界があるじゃん」と話し合いの予定があることを告白。冒頭の発言については、「頭にきてた方が楽なんだよね。『お前何やってんだよ、この野郎』って言えるから」と達観した心境を語っていた。
重大なコンプライアンス違反が発覚し、6月20日に突如として無期限の活動休止を発表した国分。わずか5日後にはグループの解散が発表され、国分が出演していたレギュラー番組は出演シーンのカットや放送を見合わせる対応が取られることに。さらに松岡が舞台の遠征先で報道陣の取材に応じ、謝罪するなど各所で余波が広がった。
「いまだに国分さんのコンプライアンス違反の内容は明らかになっておらず、松岡さん、城島茂さん(54)も把握していないといいます。いっぽう複数メディアでは、国分さんのハラスメント疑惑が立て続けに報じられました。真偽は不明ですが、国分さんが記者会見を開いて自ら説明するといった動きは見られません」(テレビ局関係者)
■妻子を“隔離”、投資を猛勉強…国分が送ってきた“隠遁生活”
騒動以降、元メンバーとも疎遠だという国分。活動休止を発表してから9月28日でちょうど100日が経つが、一度も表舞台に姿を現すことなく“隠遁生活”が続いている。
「国分さんは今回の件について深く反省しており、基本的には自宅に引きこもったままだそうです。
そんな国分が過ごしている自宅は、資産価値5億円とも言われる豪邸。しかし活動休止を発表するにあたり、妻子を別の場所へ“隔離”していたようで……。前出の知人は続ける。
「“妻子に迷惑をかけたくない”との思いから、国分さんは別居を決断したといいます。妻と子供には別の場所で暮らすよう促し、しばらく別居生活を送っていました。最近になってからは妻と話す機会も増えたようで、8月上旬には“妻が運転する車で出かけていた”と報じるメディアもありました」
国分は元TBS社員だった3歳年下の妻と約7年にわたる交際を経て、’15年に結婚を発表。公私ともに順風満帆だったのは、妻の支えも大きかったはずだが……。ある芸能関係者が言う。
「今回の件で国分さんの謝罪を受け入れたA子さんは、2人の娘が小学生になったこともあり、“仕事を再開させたい”と打診したようです。しかし、国分さんが彼女の要望を聞き入れることはなかったといいます。
もともとA子さんは、国分さんと結婚した後も仕事を続けるつもりでした。
家庭を切り盛りするA子さんに、国分が口を出すこともしばしばあったという。
「買い物ひとつするにしても国分さんから細かくチェックされるそうで、A子さんのメイクや服装も簡素だったのが印象的でした。国分さんはA子さんが作る料理にも、“なにか足りない”と感じたらハッキリと伝えるそうです。A子さんは“尽くすタイプ”ではありますが、国分さんの言動には亭主関白だと捉えられかねないところもあったようです」(前出・芸能関係者)
過去のインタビューでは、こう語っていた国分。
《あこがれるのは、自分の父親。口数も少ない「昭和の男」ですが、父の周りにはいつも人が自然と集まってくる。そうなるためには、自分を磨かないと》(『読売新聞』’13年3月26日)
“昭和の男”にこだわりがあったとしても、いまは元メンバーや家族をはじめ周囲からの信頼を回復させることが急務だろう。