9月26日、今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の本編最終回が放送された。

放送直後に今田は『あさイチ』(NHK)に生出演し、「おはようございます。

柳井のぶを演じました今田美桜です」と朝ドラ受けをヒロイン自ら行った。朝ドラヒロインが最終回直後にゲストとして『あさイチ』に出演するのは初めてだという。

番組の終盤で、MCを務める鈴木奈穂子アナウンサー(43)が「ずっと見守ってきたこの2人に。今田さんにはちょっとヒミツでお話を伺ってます」と切り出すと、顔をイラストで隠された今田の両親がVTRで登場した。

両親は、今田が高校生の時に「俳優になりたい」と言い出し、驚いたと告白。父親は、今田が‘15年前期の朝ドラ『まれ』のオーディションに挑んだ際、東京選考にまで進み、“俳優としてやっていく手ごたえを感じた”と聞かされ、後押しする決心がついたと回想していた。

そして4~5回目の挑戦で朝ドラヒロインの座を射止めた今田に、母親は「ひとつの目標としていた朝ドラのヒロインにたどり着いたんだと感慨深かった」と話していた。

「『まれ』が初めての朝ドラオーディションだったそうです。今田さんは福岡県から日帰りで東京に行き、周りの人の演技に圧倒されたとインタビューで話していました」(芸能関係者)

今田がオーディションを受けていた『まれ』。石川県能登地方で育った土屋太凰(30)演じるヒロインが、世界一のパティシエを夢見て横浜へ。その後、能登へと戻って小さな店を開業するというストーリーだが、放送当時は物議を醸していた。

「SNSなどで『まれ』に対して、物語が分かりにくい、登場人物たちの行動に一貫性がない、ドラマであっても現実の世界からかけ離れた描写が多すぎるなどの指摘が多く上がっていました。

視聴率も平均視聴率が19.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、‘12年後期の朝ドラ『純と愛』以来5作品ぶりに20%を割るなど、奮いませんでした」(前出・芸能関係舎)

そのため、今田が主演を務めた『あんぱん』が大好評であったこともあってか、SNS上では、『まれ』のオーディションに受からなくてよかったとの声が多数上がっていた。

《今田美桜さん、まれのオーディション受けてたんだね!今だから言えるけど「まれ」じゃなくて「あんぱん」で受かって良かったね》
《あさイチで今田美桜がまれのオーデ受けてたって言ってて受からなくてヨカッタネ…あんぱんでヨカッタネ…と思った》
《今田美桜ちゃんが初めて受けたオーディションがまれだったっていうから、その時受かってなくて良かった~という気持ち》

編集部おすすめ