《先日、無事に第一子が誕生した事をご報告します。》

9月26日、インスタグラムでこう発表したのは女優の趣里(35)。

8月29日に結婚を発表した夫であるBE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝(26)と連名で第一子の誕生を報告した。

続けて《変わらず1番近くで出産まで支えてくれた私達の両親、周りの方々や応援してくれている皆さん、そして取り上げて下さった先生、産院の方々に感謝申し上げます》と周囲への感謝を述べ、《今まで通り家族としての愛や絆、全てにおいて私達が持っている真実を大切にし、守るべきものを必ず守っていきます》と今後への決意を綴った。

趣里の両親といえば、俳優の水谷豊(73)と元キャンディーズで女優の伊藤蘭(70)という屈指の大物芸能人夫婦。8月の結婚発表の際も《心からおめでとう 母はずっと見守っていました》などとインスタグラムでコメントを寄せていた伊藤は、今回もインスタグラムで花束の写真とともに《ちょうど趣里が産まれたこの季節…自分の想い出とも重なり
本当に感慨深いです。尊い命 大切に育んでくださいね》と寿いだ。

そして、父の水谷も所属事務所を通じてコメントを発表。《趣里、凌輝おめでとう!これで去年から始まった我々の食事会が、1人増えてますます賑やかになるね。2人に感謝!》と書き出し、《これまで通り、自分たちを信じて2人で前向きな人生を歩んで欲しい》と親となった2人にエールを贈っていた。

“おじいちゃん”となり、万感のコメントを発表した水谷だったが、実はここにいたるまでには逡巡をめぐらせてきたようだ。というのも、趣里と三山の結婚と妊娠は正式発表前から取り沙汰されていたのだが、水谷はこの日まで一貫して沈黙を貫いてきた。

「今年4月に『週刊文春』が、三山さんが過去に婚約していた有名女性YouTuberに対して1億円以上貢がせた果てに、自身の浮気によって破局したという“婚約破棄”トラブルを報じました。趣里さんと三山さんは今年に入ってから交際をスタートさせ、実は5月に結婚を発表する予定だったのですが、この報道でその計画は一旦白紙に。

水谷さんも、三山さんのトラブルを報道で初めて知ることとなり、かなり動揺したといい、『女性セブン』の直撃にも『何も聞いていないのでね』と含みのある返答をしていました」(テレビ局関係者)

趣里が生まれて以来、父親として一貫して娘の意思を尊重してきたという水谷だが、さすがに一連の報道には厳しい態度を示さざるを得なかったようだ。

「水谷さんは、トラブルが報じられるまで2人の結婚をいたく喜び、俳優としての期待も高まっていた三山さんについても、結婚を機に、自身の個人事務所に迎え入れる計画をしていたようです。しかし、報道によって移籍も一旦ご破算になったといいます。

それでも決して結婚そのものには反対することはなかったそうですが、水谷さん一家が集まった“家族会議”では、趣里さんに『また浮気などの女性トラブルが起きたとしても、絶対に助けないからね』と厳しい“最後通告”を伝えたと聞いています」(前出・テレビ局関係者)

そうした複雑な思いを経た末に、発表された今回の祝福コメント。そこに水谷を知るある芸能関係者は“親心”を見たという。

「これまで報道では、趣里さんと三山さんは今年に入って交際をスタートさせたと言われていましたが、水谷さんは《去年から始まった我々の食事会》と、関係が報道より前から続いていることを暗に示しました。さらに、三山さんについても《凌輝》と下の名前で呼び、親密な関係を築いていることを伺わせています。

トラブル報道によって、批判にさらされ、今後も芸能活動などで困難が待ち受けているであろう三山さんが少しでもスムーズに活動できるよう、義父として助け舟を出したのではないでしょうか」

義父からの“エール”を糧に三山は再び飛翔できるか――。

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