《発表を伺った時は夢のようで胸が高鳴りました》
9月29日に更新したインスタグラムで、こう綴ったのはモデルで女優のKoki,(22)。この日、イタリアの有名ランジェリーブランド「Intimissimi(インティミッシミ)」の、日本初となるローカルアンバサダーに就任することが発表された。
‘96年に創業された「Intimissimi」は世界中で女性からの支持を集めており、日本国内でも渋谷や銀座に店舗を出すなど高い人気を誇るブランドだ。
Koki,は冒頭に続けて、《美しさと自信を引き出すIntimissimiの魅力を、日本の皆さまにお届けできることを嬉しく思います》とコメント。
ブランド側はリリースでKoki,起用の理由について、《モデル・俳優だけではなく作曲家としても活躍するマルチな才能の持ち主であり、その個性と、自身の道を切り拓く自信に満ちたKoki,さんの姿は、Intimissimiが表現する「自立した、自分らしさを持つ女性像」と強く一致していると強く感じています》とし、《国際的な舞台で活躍するKoki,さんは、次世代をリードする強い影響力を持つ存在です》と絶賛していた。
また就任に際し、同ブランドの人気コレクションのランジェリーやアパレルを身にまとったKoki,のビジュアルやキャンペーンフィルムも公開された。
世界的ブランドの日本初アンバサダーに起用され、下着姿を披露という新境地に挑戦したKoki,。しかし、このことを報じたネットニュースのコメント欄ではこんな声が――。
《自立した自分らしさとは?親元で母親の指示で…って感じしかしないんだが》
《え?「自立した、自分らしさを持つ女性像」から最も遠い「子」だと思うんですが》
《木村拓哉と工藤静香の子供というキャラが濃すぎて身につけている物の印象がなくなるんだよね》
言うまでもなく、Koki,が元SMAP・木村拓哉(52)と工藤静香(55)の次女ということは知られたことだが、そのことがブランドが発表した起用理由の“自立した女性像”にミスマッチを感じてしまった人がいたようだ。
というのも、静香はKoki,が‘18年にデビューして以来、母親としてだけでなく“マネージャー”として伴走してきた。
「モデルとしてデビューした当初、静香さんはKoki,さんのほぼすべての現場に帯同したそうで、モデルとしての振る舞いから、スタッフへの挨拶といった礼儀まであらゆることを厳しく叩き込んだと聞いています。
Koki,さんが主演した‘22年のホラー映画『牛首村』でも、自らの運転でKoki,さんを連れて撮影現場に入り、夜遅くまで続いた撮影にも最後まで付き添ったそうです。スタッフたちは毎日静香さんがほぼ必ずいるので、戦々恐々だったそうですが(笑)。
昨年10月放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)にKoki,さんが出演した際も、静香さんがバラエティデビューの番組として『しゃべくり』を指名したといいます」(芸能関係者)
本誌もこれまで、品川駅でサインを求めてKoki,に殺到したファンを整理したり、アメリカでのファッションイベントから2人で帰国した際にKoki,を労うといった、“ステママ”としての静香をたびたび目撃している。
静香の助けを受け、モデルや女優として奔走するKoki,だが、“自立した”と見られるのにはもう少し時間がかかるようだ
「『しゃべくり』に出演した際、Koki,さんは拓哉さんと静香さんの話を連発していました。もちろん番組側の要請があってのことなので、Koki,さんそのものに非は決してありませんが、女優やモデルとしての“代表作”と呼べるものはなく、まだ“拓哉さんと静香さんの娘”というイメージの方が強いのは間違いありません。
ただ、昨年1月には、イギリス・ロンドンにある大手芸能事務所にKoki,さんが所属しており、女優としての出演作も徐々に増えています。真価が問われるのはこれからでしょう」(前出・芸能関係者)