9月29日よりNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の放送が始まった。怪談で有名な文豪、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・小泉セツをモチーフにしている本作。
今回も前作『あんぱん』同様に多様で豪華な俳優陣が揃っているが、もっとも視聴者の期待を背負っている俳優は誰なのだろうか。
そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~70歳の「朝ドラ好き」という男女500人を対象に、「『ばけばけ』で期待している俳優」についてのアンケート調査を実施した。
第3位にランクインしたのは吉沢亮(31)。
主演を務めた映画『国宝』の興行収入が150億円を突破したことが話題となっている吉沢だが、朝ドラの出演は‘19年に放送された『なつぞら』以来2度目。本作では中学の英語教師・錦織友一を演じる。外国人教師として松江に来たばかりのヘブンのサポートをし、トキとの接点を作るなど、物語に深くかかわる役のようだ。
アンケートでは、
《『なつぞら』のときの天陽くんの演技が良かったから、今作も楽しみにしている》
《画面に映る笑顔が爽やかで、見ると勇気が出てくるようで、やる気がみなぎるようになる》
《映画『国宝』の演技を見て、朝ドラはまだどのような役柄かは知らないが、期待が持てるし、一番注目している役者さんだからです》
など、これまでの出演作での演技が高く評価されていることがうかがえた。
第2位は北川景子(39)。
朝ドラ初出演となる本作では、堤真一(61)演じる松江の上級武士・雨清水傳の妻であるタエを演じる。トキに武家の娘としての教養を厳しく教える、重要な役柄だ。初登場となった第2話では、色鮮やかな着物を身にまとう姿が《まさにお姫様だ》とSNSで話題を呼んでいる。
アンケートでは、
《見た目の美しさと年々、演技力が上がっているところに魅力を感じるからです》
《ヒロインの親戚だが、いろいろ見守りながら美しく気品高く生きる様が楽しみ》
《北川景子が好き 今までにない役どころで新境地をみせて欲しい》
など、初出演となる朝ドラでどのように活躍するのかを楽しみにしている視聴者が多いようだ。
そして栄えある第1位に選ばれたのは髙石あかりだ。
主演映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』が話題となり、’23年には「第15回TAMA映画賞最優秀新進女優賞」を受賞した髙石。約3000人が参加したオーディションを勝ち抜き、念願叶って本作のヒロインに選ばれた。第1話からキスシーンを披露するなど、驚きの展開が話題を呼んでいる。
アンケートでは、
《ジャンルを選ばない柔軟な演技が魅力的なので》
《朝ドラからの有名俳優となることを期待しているので》
《この女優さんが歴代朝ドラヒロインと同様、どのように化けていき、大女優として羽ばたくのか、その進化を楽しみにしています》
など、女優としてのさらなる飛躍を楽しみにしているという声が多くあがった。
始まったばかりの『ばけばけ』。まだ登場していない俳優たちの活躍も楽しみだ。