10月2日、テレビ東京は定例社長会見で元TOKIO・国分太一(51)がレギュラーを務める同局の料理番組『男子ごはん』が放送終了することを発表。無期限活動休止中の国分だが、これで休止前に出演していたすべてのレギュラー番組が終了する形だ。
国分が活動休止するきっかけとなったのが、日本テレビが6月に発表した複数のコンプライアンス違反行為。社内からの報告を受け、調査した結果、問題が発覚し、具体的な内容は明かされていないものの、国分は同局でのレギュラー番組を降板し、その後TOKIOも解散することとなった。
そんな国分問題もまだ記憶に新しい7月下旬、別の“大物タレントA”の調査が取り沙汰されていた。
7月下旬から「NEWSポストセブン」を皮切りに複数メディアで、民放キー局内で、ある大物タレントAについて、“社員、スタッフ、その他関係者へのハラスメント行為を見たことはあるか?”などと一部社員に対し、アンケート調査を行っているということが報じられたのだ。
’24年12月に中居正広氏(53)によるフジテレビの元女性アナウンサーに対する性的トラブルが報じられたことを受け、渦中のフジテレビだけでなく各局が自社の社員や外部スタッフに調査を実施。
そうした流れのなかで報じられた「大物タレントA」のハラスメント疑惑。7月下旬から8月上旬にかけて頻繁に報じられていたのだが、実はその後“続報”が見当たらないのだ。
調査を行っていたという民放キー局の関係者が言う。
「”大物タレントA”の名前がパワハラであがったことで、各社が報じたように7月に入ってから身辺調査が行われていました。アンケート調査や聞き取りが、関係する一部の人間などに行われたそうですが、現場レベルでは共有されていなかったそうです。それでも、調査されていたことは広まり、一時は全番組を降板するという噂まで流れていました」
しかし、「大物タレントA」は7月以降もレギュラー番組含めテレビに出演し続けている。調査結果の結論は出たのだろうか。
「そもそも”大物タレントA”は、昔からヤンチャなタイプで知られており、セクハラはしませんが、令和の感覚ではパワハラと言われても驚かない人も多いでしょう。なので本人に自覚はなかったのかもしれませんが、パワハラの報告があがったのだと思います。
ただ、テレビ局も一連の騒動からコンプラ違反には敏感になっているので、素早く調査しましたが、結局はそこまで確信をついた悪質なケースが確認できなかったようです。国分さんの場合は1発アウトな内容だったそうですが、”大物タレントA”に関してはそこまでではないと判断されたということなのではないでしょうか。本人も態度をあらためているそうで、おそらくこのまま収束するとみられています」