現在放送中のフジテレビ系の連続ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』。同ドラマの脚本はあの三谷幸喜(64)で、放送前から注目が集まっていた。
「三谷さんにとって民放ゴールデン・プライム帯(午後7~11時)の連ドラで筆を執るのは25年ぶりとあって、期待値は否が応にも高まっていましたね。さらにキャストも異例の豪華さですから。主演を務めるのは菅田将暉さん、脇を固めるのは二階堂ふみさん、神木隆之介さん、浜辺美波さんと主役クラスの俳優がズラリ並びました」(スポーツ紙記者)
そんななか、10月1日の初回は90分の拡大版で放送されたのだが、X上には辛辣な声が集まってしまった。
《三谷幸喜作品で初めてつまらないって思った。俳優、女優のムダ使い。》
《三谷幸喜のドラマ、出演者やセットが豪華だけど面白くなりそうな雰囲気がないぞ…》
《10分も観ないで消した》
複数のメディアで三谷ドラマの酷評を伝えるネット記事が配信され、初回から窮地に立たされる事態に。そんななか8日に第二回が放送されると、
「X上には《面白くなってきた》《展開がすごい》などといった絶賛する声が多数あがることに。初回はあまりにも高すぎた期待値の裏返しで酷評となっていたのかもしれませんね。《3話はもっと面白くなる》との声もあり、第二回の放送でネガティブな反響を払拭しつつあるのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)
一方、本誌は三谷ドラマの舞台裏の“異変”をキャッチした。実は同ドラマのメインプロデューサー・A氏がフジテレビを退社したというのだ。フジテレビ関係者はこう話す。
「局内にA氏の退社がアナウンスされたときは騒然となりましたね。
A氏は映像系の制作会社に転職するという。フジテレビにA氏の退社について問い合わせると、
「個人のプライバシーに関わるご質問については、お答えしておりません」
とのことだった。
8日、同局によると『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の初回見逃し配信が200万再生を突破したといい、注目度は依然高いままだ。酷評からのV字回復を果たした三谷ドラマの続きが気になって仕方がない――。

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