日本中に衝撃が走った―。

11日、女優の米倉涼子(50)が麻薬取締法違反容疑で厚労省関東信越厚生局麻薬取締部(通称マトリ)に捜査を受けていると文春オンラインが報じたのだ。

8月20日に米倉の自宅マンションにマトリによるガサ入れ(家宅捜索)が入ったという。

「ようやく動き出しましたね」と話すのは、芸能記者だ。

「実は業界では、米倉さんの話はかなり出回っていました。10月に入ると、米倉さんの自宅周辺にはテレビや新聞、週刊誌など多くの報道陣が集まっていたんですよ」(芸能記者)

米倉を昔から知る芸能関係者に同報道を伝えると、がっくりと肩を落としてこうつぶやいた。

「もし“彼”がまだ米倉さんとともに歩んでいたら、こんなことにはならなかったかも」

‘92年、米倉が高校生のとき、オスカープロモーションが主催する『全日本国民的美少女コンテスト』で審査員特別賞を受賞。同事務所に所属し、翌年にモデルデビュー。その後、女優の道を歩み、数々の人気作を生み出す。とくに’12年にスタートした連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(テレビ朝日系)は大ヒットして、“視聴率女王”と呼ばれるように。

国民的女優まで上り詰めた米倉に転機が訪れる。’20年3月、デビューから所属していたオスカープロモーションを退社したのだ。その後、“彼”も退社して米倉に合流する。“彼”とは、オスカー時代に米倉を担当していた男性マネージャーだ。

仕事における“パートナー”のような存在で、

「米倉さんが女優としてここまで大きくなれたのは、彼のおかげだとも言われています。合流当初はオスカー時代のように再び二人三脚で頑張っていたようなのですが……」(前出・芸能関係者、以下同)

二人の関係は徐々に悪化していく。

「以前から悩まされていた米倉さんの持病も影響したのかもしれません」

‘19年に低髄液圧症候群を発症したことを公表した米倉は’21年、再び体調不良に陥っている。急性腰痛症および仙腸関節障害による運動機能障害と診断を受け、’22年9月にはライフワークとなっていた主演ミュージカル『CHICAGO』を降板。

思い通りに仕事ができなくなっていった米倉。そんななか、‘23年に仕事のパートナーだった“彼”は米倉の事務所を退社したと一部メディアが報じている。

「体調不良も相まって、独立後の女優業はあまり芳しくなかった。そして、長年連れ添った“彼”との決別が決定打となり、何もかもがうまくいかなくなっていったのかもしれませんね」

米倉に一体何が起きているのか。捜査の進展に注目が集まっている。

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