10月11日配信の「文春オンライン」で、通称“マトリ”こと厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部の捜査を受けていることが報じられた女優・米倉涼子(50)。衝撃的な報道から間もなく1週間が経つが、目立った進展はなく米倉は沈黙を守ったままだ。
同メディアの記事によれば、マトリが都内にある米倉の自宅マンションを家宅捜索したのは8月20日。米倉には麻薬取締法違反の容疑がかけられていると報じられたが、彼女の事務所は「週刊文春」の問い合わせに対して、期日までに返答しなかったという。
マトリが家宅捜索に踏み込む前日19日には、ライフワークとも言える主演ミュージカル『CHIKAGO』への熱い思いをインスタグラムにつづっていた米倉。だが、この投稿を最後に更新は途絶え、9月に入ってからは仕事の“ドタキャン”が続くなど不穏な空気が漂っている。
「米倉さんは体調不良を理由に、9月17日の『バーニーズニューヨーク銀座本店・アンバサダー発表会』をキャンセルしました。25日に発表会が開催される予定だった高級自動車ブランドのアンバサダー就任も辞退したといい、イベント自体がなくなったことを『NEWSポストセブン』が報じています。さらに10月6日開催の『第21回クラリーノ美脚大賞2025』授賞式も体調不良を理由に欠席し、当日は米倉さんから寄せられたメッセージが読み上げられました」(芸能関係者)
そんな米倉といえば、’19年に難病である低髄液圧症候群を患っていることを公表。翌’20年3月には27年間所属したオスカープロモーションから独立し、個人事務所「Desafio」(デサフィオ)を設立。しかし、’22年に急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害によってドクターストップがかかり、『CHICAGO』の公演を降板することになった。
「『CHICAGO』降板を発表した当時、米倉さんは《ここに来るまで肉体的にも精神的もボロボロ状態です》と断腸の思いをインスタグラムに記していました。一時はまっすぐに歩くこともできず、立ち上がれないほど辛い症状に悩まされたそうです。昨年8月に手術を受けてからは回復傾向にあるようですが、“引退も覚悟した”とテレビ番組で明かしていました。
いまも完治はしておらず、病と向き合いながらの生活を送っているそうです。そうした事情を知るファンの間では、表舞台から姿を消してしまった米倉さんに心配の声が広がっています」(前出・芸能関係者)
病と隣り合わせになりながらも、国民的女優としてトップを走り続けてきた米倉。そんな彼女を支えてきたのは、本誌が’20年1月に熱愛を報じたアルゼンチン人のタンゴダンサーの恋人・ゴンサロ・クエッショ氏だ。
「米倉さんは趣味で習い始めたアルゼンチンタンゴのレッスンを通じて、ゴンサロ氏と出会ったといいます。’19年4月に放送された『アナザースカイII』(日本テレビ系)では、米倉さんの“先生”としてゴンサロ氏が出演したことも。現在は半同棲状態にあり、米倉さんが’20年に飼い始めた2匹のミニチュアシュナウザーを2人で世話しているそうです」(週刊誌記者)
本誌もこれまで、2人がスーパーで買い物をしたり、愛犬を散歩させたりするなど仲睦まじく過ごす様子をたびたび目撃してきた。ところが、米倉の“ガサ入れ報道”のウラでゴンサロ氏にも“異変”が生じていたのだ。
「現在、ゴンサロ氏は日本を離れています。10月10日に都内のダンス教室で講師を務める予定でしたが、直前の6日にダンス教室のFacebookで《Gonzalo先生が諸事情により帰国が延期》というアナウンスがあったのです。米倉さんは体調不良で仕事をキャンセルしていたので、恋人の不在は心細いのではないでしょうか」(前出・週刊誌記者)
帰国延期が注目を集めるゴンサロ氏。そんななか、12日にダンス教室が公式サイトを通じて、ゴンサロ氏のメッセージを紹介するかたちで彼の近況をこう伝えていた。
《皆様 ゴンサーロです ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
ゴンサロ氏の帰国日は依然として未定のまま――。沈黙を貫く米倉は、どのような心境で恋人の帰りを待っているのだろうか。